2011年 8月 2日

8月2日(火)

笑間の開店当初、よく通って下さった御隠居さまが

98年の人生を過ごされたのち、旅立たれました。

今夜のお通夜には間に合いませんでしたが

マスターと二人で最後のお別れに行って参りました。

49日で仏様になられるとの事ですが

お顔を拝顔して、2人で「もう仏さまのようだね」とつぶやいたほどでした。

開店当初ですから、もう6年も前のことですが

御隠居さまから頂い言葉の数々は、マスターがしっかりと覚えています。

「信用とは何かわかるか?」「信用とは日めくりカレンダーやで」

「えぇこと教えたろか。ワシな、この歳になってようやく解ってんけどな。怒ったらアカンねん。

怒る人はみんな病気になってはる。いっつもニコニコしときなはれや」

「商売する人は商売の種を見つけなアカン。まだあんたらは、商売始めたばっかりやから

わかれへんやろ。商売の種を見つけなはれや」

メモリアルホールの帰り道、2人とも直接帰宅する気持ちにならず

お友達のお店に寄って

おじいちゃまの言って下さった言葉や思い出話をしながら

ひとときお人柄を偲んでおりました。

「ぴんぴんころりだった」とご遺族の方がおっしゃられてましたが

朝、普段通りに起きられて、身だしなみを整え、おつとめをすまして

漢字の練習をされて、お手洗いにも2回行かれて、そのあと…。

まさに大往生。

おじいちゃまの人生に万歳三唱したいほどで

これまでの感謝の心を捧げてまいりました。

『商売の種』はあれかな。それかな。どれかな…。