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エマ通信

2019.06.27

令和元年エマ通信7月号(創刊131号)

「歌は世につれ」

いつの世にも泣ける歌が必要であるし、そんな歌は必ずある。

必ずしも号泣する必要はなく、ホロリとわずかに涙ぐむだけでも不思議と気持ちは晴れ晴れする。

特定の歌が私の深層に埋もれていた記憶や感覚を鮮やかに呼び覚すことはままあること。

言葉とメロディがわかりやすくて、そっと心に寄り添い沁みる歌。

僕はそんな歌が聞きたいし歌いたい。

なので日本の唱歌はやはりいい。

季節ごとに訪れる余情や風情が素直な言葉と旋律で見事に描き込まれている。

昭和の歌謡曲の中にもそんな名曲が沢山ある。

唱歌にしても昭和歌謡にしても、素晴らしいのは皆んなとひとつになって歌えること。

共有した時代の味わいを歌を通して分かち合えることは、人として嬉しいことではなかろうか。

旅先で、日々の暮らしの中で、私が関わる凡ゆる対象が私に寄越す刺激に促されて私の心に湧き上がる情的な質感をくみ取る時、

「旅情」、「抒情」、「人情」、

人はそんな言葉を充てながら感動を胸にとどめようとする。

旅情も抒情も人情も、みんな「情」。

もちろん人生には、お金も地位も名誉も仕事も自由になる時間も必要だけど、

本当は人生で一番大切なものは「情(なさけ)」なのだと、齢を重ねるごとに思えるこの頃。

人は情け、世は情け。それでいいと。

そんな情けと共にいつも寄り添ってくれるのが歌だ。

僕はこれまでの人生を、随分と歌に励まされて生きてきたように思う。

今時のAI(人工知能)がどんなにか優れていようと、

今日の青い空に綿のような白い雲を見つめていれば、

その情けひとつで今日を充分締めくくることが出来るように思える。

天上の遠き鼓(つづみ)の音のする

耳の端に麗し調べ聴くような

その音を確かめに

その音のする方へ

〓文月7月の笑間〓

7/10(水)ありがとうの日

お客様感謝デーです。

手作りのお菓子でささやかなお接待をさせて頂きます。

コーヒー豆10%割引き販売。

7/11(木)エマ出張珈琲&マスターのミニライブin願得寺(門真市御堂町8-23)

13時〜15時、入場無料。

事前予約制です。

お申込みは、

090-9169-9491まで。

7/28(日)第28回門真手作り市

11時〜16時(雨天決行)、入場無料。

中塚荘(門真市月出町11-1)にて

村岡先生とマスターのユニット「グリーンノーツ」も出演致します(14:10〜)。

*エマ実店舗はお休みです。

尚、今月は、7/16(火)も臨時休業となっております。ご注意下さい。