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エマ通信

2020.07.10

若木会御礼

「若木会基金」をリリースさせていただいて一週間が過ぎました。お陰様で多くの皆様から合わせて6桁に到るご浄財を賜わっております。

残された三本の若木と共に皆様に心からの御礼を申し上げます。

また、私の拙文を読み気にかけて下さっている方には、心的にご負担をおかけしているやも知れぬと、心苦しくも思っております。どうぞくれぐれも気に病まれませんよう。

暮らしを織りなす上での優先順位が人それぞれにあることを重重承知をしております。

以下は、その理解の上での補足記事です。

「8年前にお母さんを亡くし、今回はお父さんが急逝されました。

病名は、突発性間質性肺炎と言って、日本ではいわゆる、難病指定の病でした。

4月から体調を崩され5月に入院。最初はコロナによる疾患かとも疑われましたが、それは陰性でした。

一旦退院されてから暫くは自宅療養が続いたのですが、原因の究明に時間を要したこともあって急激に症状に増悪が見られた為、6月13日に緊急搬送され再入院されました。

16日に容体が更に悪化し、以後は会話することも叶わず、太い管に繋がれての人工呼吸器による強制的な酸素吸入にて辛うじて命を繋ぐという痛々しい闘病となり、6月19日、ついに力尽きてご逝去されました。

あまりにも突然の事態(本人さえまさか亡くなるとは思っていなかったでしょう)でしたので家族同士心を通わせる時もままならず、子供たちは戸惑うことばかりでしたが本当に頑張って、6月23日に無事に葬儀を終えるに至りました。

この度の一連の経過につきましては、私たち仲大盛夫婦が生前のよしみもあり、また故人様より直にご指名を頂いたこともあってお手伝いをさせていただいております。

ひとつのご家庭に関われば関わるほど、それぞれに厳しい事情を垣間見ることとなります。

心のケア含めて、残された若い三兄弟の行く末を案じながらも、この子たちに出来る限りの支援を出来ないものかと思案した上での今回の「若木会基金」の立ち上げでした。

この子たちが未来に向かって少しでも希望を持って歩んで行けるようご協力をお願いを申し上げた次第です。」

子供は親の実。

一粒の実りが来る道は決して平坦ではありませんが、残された子供たちがこれから健やかに成長が出来るよう、

これからの人生が親の心と共に花開き実を結び喜ぶことが出来ますよう、

そのことを祈りつつ少しでもお手伝いすることが私たちの願いです。

お心をかけて下さる皆様に本当に感謝を申し上げます。

エマコーヒー 仲大盛永勝

          雅美