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エマ通信

2021.03.08

健康的文化の創造

水、空気、大地。
それら環境からの恩恵により、私たちは生きている。
人体の6割を占める水。命は水の中からしか芽生えなかったし、実のところ生命活動とはあまねく水溶液の中で起こっている現象だ。
空気を失えば、人は瞬く間に息絶えてしまう。
大地からの恵みなくしては体は維持されない。
今、その命の三要素、水、空気、大地が脅(おびや)かされているのではないか。そんな切り口で時代を見つめてみる。

例えば、現代人は、地面はアスファルトで固められ、それをゴム製の靴底で踏み、絶縁体により土との繋がりが遮断され、便利なスマホからは電磁波を浴び続け、高層ビルの住まいは更に人を大地から遠ざけ不安心理を募らせる。
その結果、体には静電気や電磁波、そして活性酸素がたまり放題となり、それが原因不明の不調の要因になっている可能性は考えられないのか。

個人的な体験を語れば、静かな森の中で天幕を張り、新鮮な空気に包まれて目覚める時の心地良さこそが本来ではなかろうか。
近頃は、それをアーシングと言うらしいが、それがしっかり出来ていると体が楽になるだけではなく、栄養分の吸収が良くなり、排泄もうまく行き、きっともっと自然な当たり前の循環を取り戻せるように思える。
人は大地から離れて暮らしてはいけない。

水と空気と大地。
その三要素と真摯に向き合って、
環境に優しい健康的な文化の創造を考える時。