2022年笑間通信６月号創刊166号
皆さま長らくお待たせしております。
笑間は６月３日（金）より営業を再開致します。
尚、定休日と営業時間に変更がございます。
定休日は、毎週水・木・日曜日（不定休あり）
営業時間は、１１時より１７時
毎週土曜は、２０時まで夜カフェ営業
しばらくの間はこのような営業形態とさせて頂きます。
詳しくは、笑間通信よりスケジュールをご確認下さいませ。
何卒よろしくお願い申し上げます。
『2022年笑間通信６月号（創刊166号）』
「口から入るもので身体は作られている=you are what to eat」との訓言の如く、
健康は、口、鼻、肌から取り入れる食（栄養）と水と空気からと、常々考えておりました。
都会に暮らしておりますと、時間に追われたり、利便性にかまけてつい健康を後回しにするような食生活となり、食養生の意識が薄れがちとなります。
合わせて、水道水にしても吸い込む空気にしても、街の汚濁からは逃れることは出来ません。
だとしても、マスターは往生際の悪い抵抗を自分なりに企てながら、「100歳現役」を標榜している次第です。
そんな健康自慢のマスターですが、この5月は突然の失神に見舞われ、急遽検査入院を余儀なくされました。
お店も長らくお休みが続き、皆さまには大変にご迷惑とご心配をおかけしてしまいました。
病院では、CTスキャン、血液検査、心電図等々、随分と念入りな検査を受けて参りました。
結論から申せば、特に問題となる所見は見当たりませんでしたので、ご安心下さいませ。
強いて言えば、血圧と心拍数が普通の人より幾分低いことと、肝臓に小さな血管腫が見られることくらいでした。
今のところ大事に至るような病状は何もありません。
マスターも来年はいよいよ還暦。今年は前厄でもありますので、何かと不調が吹き出しやすい年回りではあると思われます。
そんなわけで、しばらくは無理をせず暮らしのペースをスローダウン致しましょうよと、ママと相談し合っている次第です。
笑間はいつも夫婦二人三脚で歩んでまいりました。
以下は私のかけがえのないパートナー、ママのメッセージです。
「20数年前、主人の生まれ島に嫁いで夫婦で牧場を営む中、マスターがケガをして2年間の療養、狂牛病と、次々とまさかの出来事が重なり、島での暮らしに一旦区切りをつけてリスタートしたのがこの笑間珈琲です。
笑間の屋号の成り立ちは、主人の名である永勝〈EIKATSU〉の”E”と私、雅美〈MASAMI〉の”MA”を1文字ずつ取って”EMA”と決めました。
笑間というのは、いつも笑顔で美しい空間、美しい仲間、美しい時間をという思いで後付けした漢字です。
二人でそんな”笑間”をつくっていけたらいいねとの願いで出発したのが、夫婦二人で営む小さな喫茶店”笑間珈琲”です。
石垣島で受けた数々の恩恵…。
ニライカナイの伝承に因む永遠に夫婦で暮らせる場所があること、
日々、牛たちと夫婦二人の暮らしの中で大自然との共存で味わったもの、
島の人たちが長い歴史の中で受け継ぎ育んできた風習、伝統、文化に触れ体験したものをこのお店に落とし込みおもてなし出来たらしあわせというのが今も変わらぬ私たちの思いとなっています。
沖縄で受け継いできたものをどう珈琲で表現するのか、開業前によく話し合ったものです。
そこで生まれたのが、まず私たち夫婦を象徴するものとして、
男性＝主人を表す太陽と
女性＝妻を表す月で、
お天道様（太陽）ブレンドとお陰様（月）ブレンドが生まれました。
日々心を込めて焙煎する主人の珈琲がみなさまのニライカナイを願うものであるならば、笑間は世界を越えてあの世の方々にもしあわせをお届けできる珈琲となることでしょう。
“この一杯のしあわせ”をお届けしたいというのは私たちの密やかなテーマですが、今日もまたみなさまにお届けできる有り難みを噛みしめながら営み続けてまいります。
＊ニライカナイとは、”生きとし生けるもの神にあって永遠にしあわせに暮らす世界”という意。
主人はいつも”居場所づくりをしてきた人生”といいます。この笑間からはじまる居場所づくりが永遠につづきますように。
妻 雅美」
〓水無月六月の笑間珈琲〓
今月は、毎週水・木、及び日曜をお休みとさせて頂きます。
あと、6／13（月）は、臨時休業となります。
通常の営業時間は、１１時から１７時です。
毎週土曜は夜２０時までの夜カフェ営業を致します。
▼今月の展示
「お茶と珈琲と浮世絵展」
本物の浮世絵を眺めながら、ゆるりと喫茶を嗜んで下さいませ。
▼6／１０（金）ありがとうの日
エマのお客様感謝デーです^ ^
日頃のご愛顧に感謝してご来店の皆さまにママ謹製のサーターアンダギーをプレゼント致します。
