2012年 6月 5日

6月5日(火)

そもそも、若き日のマスターは(今も多少そうですが)、

生きる事に全く自信が持てない、超ネガティブなタイプの人間でした。

内省しすぎると言うのか、いつも劣等意識にさいなまれて、

人の目をまともに見てしゃべることが出来ない位、超内気な少年でした。

ですから、その時代のマスターのテーマは「無為自然」。

いかにすれば、等身大の自分を素直に生きることが出来るのか、

そんな事ばかり考えて、日々を悶々と過ごしておりました。

そんな風でしたから、異性とまともに向き合って話が出来るような

精神状態ではなかったし、実際、異性と交際したこともありませんでした。

そんな思春期の自分にいつも言い聞かせていた言葉が

「待たず、追わずの心持ち」というものでした。

待ち人が向こうから来てくれる事をひたすら待つでもなく、

必死のぱっちで追っかけ回すのでもなく、

そんなことは自然にゆだねておけば良い、という心持ちです。

自然界は全て、陰と陽のバランスで成り立っているのだから、

時が来れば、こんな自分にも必ずや良き伴侶が現れるはずと、

だから、その時までは、己を成長させる事に邁進すべしと、そう心に言い聞かせておりました。

そしてママと出会いました。

「妙縁」。そんな言葉があるかは知りませんが、ぼく達は、初恋にして

初愛同士の出会いでした。