2013年 8月

8月22日(木) 笑間の定休日

真夏の公園。しかも平日、そして炎天下
真緑に燃えるような木々が静かに佇む人気のない芝生に座って
ぽつぽつと周りに憩う人たちを眺めていると、
その人物が物語のようにクローズアップされてとてもおもしろい。
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おかっぱ頭の青年が向かいの芝生の木にバックをかけて
木の傍で1m間をとぼとぼしている。
何をするのか全く気にかけていなかったので、マスターと会話を楽しみ
ふとまた青年の方を見ると、首をガンガン振りながら
腕立て伏せをしていた。
ええっ?なぜにそんなに首をふる?と言うくらい
首を振っていた。
でもしっかり腕を曲げての腕立て伏せだ。
すごい!すごすぎる!
こんなに激しい腕立て伏せを見るのは初めてだ。
そして腕立てを終えて立ち上がった横顔を見ると
おかっぱ頭だと思っていた髪形はマッシュルームカットだった。

なんかおもしろい。
不思議な青年だけど、ぷっと笑わせてくれたから親しみが湧く。

それから
小さな丘の向こう側を歩いている人の差す傘の
白いパラソルだけが浮かんで丘を渡る情景を眺めたりして
その一部分を切り取るとまるで物語のようだった。

ところで
「あれぇ?あなたぁ?
公園内を10周するんじゃないの?」

先週からマラソンの練習が始まって
今日もマスターは公園まで走って、公園内でも走るはずだったが挫折のご様子。
炎天下だからしょうがない。
びっしょりだった汗も息切れも引いたようなので
持参のお弁当を広げる。
熱いお味噌汁とおにぎり
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そして満足げなマスター
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キンキンに冷たーいアイス珈琲
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水と一緒に木々の空気も飲み干した!って感じで気分いい。
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自然の中で頂く飲み物食べ物って
どうしてこんなに美味しいんだろう。

そして
さぁそろそろ帰ろうかという段になって
カラスがすごい勢いで啼きながら空を舞い集まっている。
それまでは、口をぽかーんと空けてのんびりしていたカラスたちなのに…。
様子が急に変わったのでなんだか怖いなぁと
話しながらの帰り道。
芝生で見慣れない鳥が、何かを押さえつけている。
良く観ると鳩。そしてそれを押さえつけているのは鷹。
あがやーーーーっ!!!(ええーーーーっ!!!)
街中の公園で鷹?
間近で鷹をそれも獲物を獲ったばかりの鷹を見るのも初めて。
鷹の両腿はガッシリと強く、背伸びするようにしては満身で
動く獲物をグッと下に押さえつける。
鷹の頭上にはおこぼれを狙うカラスたち。

最後は野生の王国じゃん!!!
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物語の最後としてはあまりにも出来過ぎで
公園滞在時間は1時間という
ほんの短い時間だったけど
愛すべきワンダーランドin鶴見緑地
でありました。

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ジブリ映画、「風立ちぬ」。

この映画に関して、賛否が渦巻いている、
と聞きました。
マスターも先日、ママと二人して
鑑賞してきました。
そして、マスターの感想はすこぶるシンプルです。

余韻の深い、美しい作品だ、と。

飛行機に憧れる主人公堀越二郎が少年時代に見た
イタリアの飛行機技師カプローニ伯爵との
出会いの夢。
全てはそこから始まります。
そして、目覚めたあと、母親にこう宣言します。

「お母様、僕は美しい飛行機を作ります」、と。

対する母親の言葉がイカしていて、
余計な言葉は一切挟まず、

「そうなの。しっかりやって御覧なさい」

とだけ答えます。
それ以来、主人公は寝ても覚めても

「美しい飛行機を作る」

と言う夢を追い続けます。

貧乏学生時代には、サバの味噌煮定食を
馬鹿の一つ覚えのように食べ続けながら、
サバの骨の曲線美を
如何に飛行機の骨組みに活かそうかと
思案に暮れる程の没頭ぶりでした。

そして、ついに飛行機技師としての職を得ます。
ところがその時、時代は折しも富国強兵。

当時飛行機は、新しい火力(武器)として、
軍事的な機能の向上が求められていました。
ですから、二郎も否応無しにそう言った方向に
加担せざるを得ない状況を生きます。
しかしそんな状況にあっても、
常に二郎の胸の内にあった思いは、

「飛行機は美しい夢。
自分はその夢に形を与えるんだ」

と言う揺るがざる信念です。

この「美」を探求する想いの強さ、深さ、
その純度の高さ、
それこそが、二郎の人生を形作る上での核心となっており、
この作品の根幹を占める重要なテーマである、と思います。

その二郎の純真な想いが、儚くも美しい
里見菜穂子との恋を引き寄せたのだと、
マスターには思えるのです。

菜穂子は、結核を患い
自分の命が長くないことをよく分かっている立場です。
二人に残された時間が限られている中、
二郎の上司夫妻の仲人の下、誰の参列も無い中、
結婚式を挙げます。
この時の上司夫妻の口上がとても良かった。
結婚とは本来、
第三者の執り成しを必ず得るべきものであると
思わされる場面でした。
でなければ、天に繋がらないと。
結婚とは本来天の公認が必要で、
二人の好き勝手だけでは認められないもの、
なのではないでしょうか。
そういう意味でも、
信頼の置ける人生の先輩が居てくれた二人は、
幸せでした。
この上司の役割はとても大きなものであったと思います。

「少年よ、まだ風は吹いているか?」

全編を通じて何度も投げ掛けられるこの言葉はきっと、
監督の宮崎駿自身に向けられた言葉でもあり、
この映画を観る人の心に
深い余韻を残すフレーズとなっていると思いました。

究極、人生とは、愛と美の循環である。
そんなことも感じさせられました。
欲得を超えたところで、
純真に己の美学に邁進する生き方。
それが二郎に一貫した生きる姿です。
そこに清々しい共感を覚えます。

私事ではありますが、
マスターもまた、
一杯に込める珈琲と言う名の美学を
追い求めているつもりです。

美の創造こそが人生の醍醐味です。
それを達成するための基本は、
自分の人生の現実を受け容れること。
但し、無理矢理、嫌嫌では無く、
愛や感謝の思いで受け止められるよう。

そんなことを思いながら、
深い余韻に浸った秀作でした。

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8月20日(火)
皆さん。ご覧になっていただけてますでしょうか?
笑間のプロモーションビデオ。
ページの左上に掲げています。

これは、歌夜会でも歌ってくれている“やっさん”が
サプライズで作ってくれたものなのです。

サプライズなのでプレゼントなのです。

突然彼からビデオメールが届いたので
「?」と思って開いてみたら、このPVだったのです。

「うちの店じゃん!」
「うわーーーーーー」
「ええーーーーーっ」
「すごーーーーーい」

などの言葉が出てきそうなものですが、
不意に始まり出した映像に胸をつかれてしまい
ただじっと見入ってしまいました。

これは言葉になりませんよね。

もしイメージでたとえるならば
山辺にひっそりと美しく咲き初める花が
瞬間的に映像として目の前に見えた。ほどの感動
というのでしょうか。
嘘のない真心とは瞬間に感じられるものです。

真心あふれる笑間PV。
笑間の誇りです。

観すぎて磨り減るんじゃないかとマスターに言われました。

8月19日(月)

今を生きている中で、ふとあの日を思うということってありますよね。
私がブログをしばらくお休みしていた理由は、
「あの日を思う。」
この思いを忘れられなかったから
というものでした。

去年の三月。
リレーマラソンの打ち上げの準備の最中
突然、見ず知らずの人から連絡を受けました。
余命宣告を受けた後輩が私を探して会いたがっているという
内容のものでした。

25年ぶりです。
結婚もして、子供を4人授かって
そして余命1ヶ月。

過ぎさった年月の長さと耳にした現実の短さにめまいを感じました。

5月に彼女を見送ってから
徐々にその距離をうめていったように感じています。

去年の日記に彼女のことを書いている部分もありますが
ここではきっと語れないでしょうね。

でも私が体験したことは、
当時、日本ではまだ上映されていなかった
韓国映画『サニー永遠の仲間たち』で描かれるドラマのようでした。
「一緒に観れないけど一緒に観よう」と約束していたので
送り出して以降の映画公開は
神様からのギフトのように感じ、とても慰められました。

まだごらんになってなければ是非ご覧ください。
マスター共におすすめ映画です。

また、日々感じたことなど
綴っていけたらいいなぁと思います。

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陽の光に和む

8月17日(土)
今年のマスターへの誕生日プレゼントは仕事着。
2013 8.16

胸元に富士山のアップリケを付けました。
世界遺産を胸に、これからも世界を目指してください。

今のところ、これ一つきりなので
これから洗濯洗濯!!

8月16日(金)

久しぶりのブログアップとなりました。

今日は、たった一人の私の伴侶の誕生日。
伴侶=かたわれ、私の半分、相対する人。

fbでは、たくさんのお友達からお祝いのメッセージが届けられて
とても幸せそうです。
その幸せな姿をみながら、私も幸せな気持ちがこみ上げてきました。

マスターのお誕生日とあって
今日は、昨日の定休日と併せて連休をとらせていただきました。

二人そろっての休日は、本当に久しぶりで、ちょっと張り切っていましたが
「一緒に過ごすだけで充分です!」
とのマスターの希望で
ただ一緒に過ごすだけの平凡な一日を送りました。

さて、
まずは、朝から大阪マラソンへ向けての練習を今日を境に開始。
トンネルをくぐると50歳の巻
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私もトレーニングしてますが走りません、歩きです。
暑くてぐだぐだの巻
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街路には、色とりどりに百日紅の花が満開です。
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そして昼からは、これ。
準備万端の巻
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もちろん、エマのアイス珈琲&今ハマッてるペンギンクラッカーに鯛焼き

そして観賞後は、幾度となく二人で『ひこうき雲』を口ずさみながら
夕餉の買出し。
たっての希望でお好み焼き。
ほんと?いいのぉぉ…?50歳のお祝いだよ?!
そのかわり、普通では誕生日祝いらしくないので、
マヨネーズ、ソースに入れるケチャップ、そして紅しょうが(黒酢甘しょうが)等
作れる材料は全て手作りしました。
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見た目は、いたって普通。
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食事の後は、これまたご希望のホットケーキ
5段編の巻
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まぁ一段が10歳ということで。
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嬉しそうに頬張って、スペシャルな笑顔をいただきました。
なんだかケーキがミニチュアに見えますね。

今は、スヤスヤ寝息をたてて眠っているマスターの傍らでブログを綴っています。
そして、今日一緒に観た映画のワンシーンを思い浮かべながら
これからも二人ひとつと和して、永遠にこの人と歩んで生きたいと深く感じています。

これからも二人合わせてのエマをよろしくお願いいたします。
私のブログ、Mama’s Diaryも再スタートかな?

うんじゅなーうんじなーあちゃがふーうにげーすりらー
(あなたの明日の幸せを祈っております)

8月に入って、今日は早7日。
来週は、もうお盆です。
ちなみに、本日は立秋。
暦の上では秋の始まり。

「夏雲は岩の如く、秋雲は砂の如く」(正岡子規)。

天気予報では、猛暑がピークを迎えるとのことですが、
お空を見やると、
意外と、刷毛で掃いたような砂雲が、
見え隠れしているのかも。

皆様、お身体ご自愛の程m(_ _)m

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