2016年 11月 30日

暦は早くも12月。年の瀬師走に突入です。
この一年を振り返る季(とき)でもあります。
今年も大波小波押し寄せました。
出会いと別れがありました。
中でも、マスターにとって印象深いのは、
今年は「死別」の年であったことです。
先ず、新年早々5歳年下の従兄弟が亡くなりました。
続け様に、今度は小学生時代の幼馴染の親友が亡くなりました。
春になって、大好きだった叔父(父の兄)が昨年施設で
一人寂しく他界したことを知りました。
そして、この8月、マスターの父親が亡くなりました。
心情的に身近にあった人が亡くなる時の喪失感は
流石にきついものがあります。

昭和7年2月13日、申年生まれの父、
仲大盛永金(なかおおもり えいきん)。
今年の2月13日には、85歳の生まれ年のお祝いをと
家族が島に集い楽しく宴を催したことを
昨日の事のように思い起こします。
ここ数年は認知症を患い、
儘ならない記憶と覚束ない足取りとで
介助者の手を煩わせながらも、時折り正気に帰っては
「ありがとうありがとう、よかった よかった」を
涙ながらに繰り返し、優しい笑顔を絶やさなかった父。

この5月に転倒して調子を崩し、
以来、寝たきりが続いておりました。
食べることも叶わず、
点滴のみの栄養補給が続き、みるみる痩せこけ
見る影もなく衰弱して行った父でした。

息子である私が抱く父の印象は、
心根の優しいお人好し。
真面目で世話好きで、
同じ話をいつも楽しそうに
夢中になってしゃべり続ける、
そんな愛すべき人柄であったと思います。
そして、手先がとても器用な人でもありました。

若い頃は、ウムザ(イノシシ)獲りの名人で、
八重山中のウムザは全部俺が獲ったと豪語しておりました。

また七人兄弟で唯一、三線を弾きこなし、
こよなく八重山民謡を愛した人でもありました。
大阪で元気な頃は、テープが擦り切れるほど
民謡を聞き込み、三線を鳴らし唄っておりました。
自分の演奏を録音しては
熱心に練習していた姿をよく覚えています。

まだ乳飲児の時に母親と死に別れ、
よその家に預けられ、
戦争で逃げまどい、マラリヤにも苦しみ、
貧困の中で懸命に生き延びてきた
子供時代であったと聞いております。

それでも父は、
逞しく、ひねくれず、真面目に、懸命に、
ウムザも獲りまくり、歌も唄って
人生を楽しく全うして、天寿を満たして85年。
過日8月28日、朝9時42分。
安らかに息を引き取りました。

さて、「死は忌み事か?」
父の骸(むくろ)を前にして、そんな事を考えました。

「生まれて、生きて、いつか必ず死に至るのが人生。
その定めの中で、
ならば、人が生きる目的とは何なのか?
その答えは明快。
「人生は幸福になる為にある」。
ところが人は死んだ時、「不幸があった」と言う。
「死=不幸」、と。
そして死こそが人生の結末であると言うのなら、
いずれ死に至る全ての人間は、
「不幸」に向かって生きていることになる。

そんな馬鹿な話は絶対に無い。
詭弁に弄されてはいけない。

死は本来美しいと考える。
草木は芽生え、伸長し、花を咲かせ、
実をつけ、種となって、新たに巡る。
命は、芽生えと伸長と終焉の過程を繰り返し巡り続ける。
だから、死の本義は、申し送り。
生は、幸せになる為に与えられた尊い学びの時間。

原野を身ひとつで開拓した父の汗。
子の行く末を案じ島を出た父の決断。
慣れない土地、言葉、異郷での人付き合いの中で
流したであろう父の涙。
その全ての父の奮闘があって、
私は育まれてきたのです。

だから私は、
懸命に美しく天寿を全うしたこの父に恥じないように生きなければ。

私は、幸せに向かって懸命に流し続けた
父の尊い血と汗と涙と祈りを受け継ぐ者となり、
そして真の意味での幸せを掴む者となるのだ。」と。

そして迎えた父の四十九日。
この日ふと空を見やると、冴えた宙(そら)に満月。
天に往くには絶好の日和。
間違いなく父は天に祝福されている。
秋の名月を愛でながら亡父を供養する。
父が過ごした大阪の月見やり、
父が生まれた八重山の月想う。
お父ちゃんありがとう。

今月は、弔い号となってしまいました。
マスターの総括にお付き合いいただき
ありがとうございました(^^)
皆様に、
merryChristmas!& happyNewyear!

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「師走12月の笑間珈琲」

気が付けば、暦は一年の計12月。
飲み食いのリミッターも切れ勝ちな
恐ろしい月です^^;
つい無理をして体調を崩し、
そのまま寝正月という事のないように‥。
疲れた時には、ぬるめのお風呂にゆっくりと浸かって、
よく寝るに限ります。

12月の歳時記
お坊さん(=師)がお経をあげるのに
あちこち走り回る(=馳せる)ことから
「師が馳せる月」→「しはせつき」→「しわす」。

お歳暮、年賀状準備、大掃除、
新年のカレンダー・手帳、
鍋料理、柚子湯、かぼちゃ、
年越しそば、除夜の鐘、火の用心、
シクラメン、水仙、椿、サザンカ、
かぶ、白菜、カリフラワー、小松菜、
キンキ、牡蠣、鱈、柚子、

★12/10(土) ありがとうの日
お客様感謝デーです。ご来店下さいました皆様に
細やかですが手作りのお菓子をプレゼント致します。
また、コーヒー豆を1割引にて販売致します。

★12/18(日) 〜エマコーヒー わっしょいプロジェクト〜
「年忘れ&クリスマスライブIn今庄」

歴史的美観の町並みが今も遺るかつての宿場町今庄宿。
こちらの情趣溢れる旅籠(若狭屋さん)を会場に
ご地域の方々を多数交えて盛り上がりたい
音楽ライブイベントです。

☆日時は、12/18(日)。
時間は、12時会場、13時開演、16時終演予定です。

☆会場:若狭屋(福井県南条群南越前町今庄75-13)

☆入場料(参加費)は、無料と致します。
但し、ライブの途中でプレゼント交換会を行います。
ですので、お集まりの皆様お一人につきプレゼントを一点、
ご用意してご参加下さい。
この「お楽しみプレゼント交換会」にご協力いただくことを持って
入場料(参加費)に代えさせていただきたいと思います。

尚、プレゼントの金額の目安は、一応、
「500円〜1000円相当のモノ」としておきます。
プレゼントの中身は、公序良俗に反しないモノ、
健康を損なわないモノ、その他、良識を外れないモノ
であれば何でもOKです。
例えば、果物、野菜、卵と言った農産物でも構いません。
地元ならではのモノや
我が家自慢の加工品(味噌や漬物)なども良いと思いますし、
何か嗜みごとのある方はご自身の作品であるとか、
そんなプライスレスなモノでも大歓迎です。

☆12時〜16時の間、会場内で飲食の販売を行います。
メニューは、
笑間珈琲さんのコーヒー、他のお飲物、あったかスープ、
カフェ木の芽さんの美味しいパン、その他を予定しています。

☆出演者
山本邦人さん率いる「 flying bird」、
世界十指のディジュリドゥ奏者 「SHIBATEN」、
元河島英五バンドメンバー 「谷和彦&エママスター」。
懐かしの昭和歌謡あり、美しい二胡の調べあり、
聞かせて泣かせるポップスありの盛り沢山です。

☆最後にお願い
今回出演者は皆さんご厚意(ノーギャラ)での参加となっております。
音楽ライブ終演後に皆様の満足度合いと懐具合いに応じた
お心付け(チップ)をいただけましたなら幸甚でございます。
(誠に勝手ながら会場出入り口に投げ銭箱をご用意させて頂いております)

※当日は、大阪(西三荘)より送迎のお車を手配しております。
但し、お席に限りがございます。
送迎をご希望の方は、お早めに笑間までお知らせ下さい。
尚、送迎の費用は、往復で3000円を予定しております。

※12月の休店日
毎木曜日、14日(水)、18日(日)です。

※今月は、エマリンはお休み致します。