2018年 12月

朝まだきの散歩道、

ひと時の静けさに声を聴く。

振り向いた先には落ち葉の絨毯。

風が絨毯をめくると

そこには愛らしい木ノ実たち。

冷え込む朝に眠っていた

暖かい光景に

シアワセのお裾分けを頂いた気分です。

帰ったら熱い珈琲をいただこう。

残り僅かな年の瀬を

皆さまシアワセに過ごされますよう。

 

12/9(日)は、第26回門真手作り市!

エマコーヒーで出店、

グリーンノーツで出演、

二本立てでお送りするマスターです(^^)

かなり冷え込む予報ですので、

皆さま暖かくしてお越し下さいませ。

練炭火鉢を用意してお待ちしております。

昔の線路の盛土(もりど)には、

畑や花壇や物干しや犬小屋や

小さな子供の遊び場まで、

いろんな暮らしの風物が息づいていておりました。

ヨモギに土筆に菜の花に

無花果は子供には苦手だったけど、

近所のお年寄りもお母ちゃんも

夕餉の支度の線路の土手路。

今はしっかりと金網で仕切られてしまって、

やたらとゴミが吹き溜まる。

昭和38年生まれの僕が見てきた時代とは何だったのだろう?

平成の人たちとは

やはり見え方が違うのだろうか?

これから先の人たちは、

更に何を見届けて行くのだろう?

時代は変われど佇む樹々のひたむきさよ。

在りて在る凡ゆるを統べる真は在るのかな。

まごころをひたむきに掘り下げて行きつく先のその先へ。

日々、如何なる言葉と向き合うのか。

私が用いる言葉が、

私の思いを形作り、

私の暮らしの質を定め、

私の人生を決めて行く。

言葉の偉大さ故に師は語り続ける。

詩人は言葉に羽を見い出す。

歌い手は心を揺さぶる言葉を調べに乗せ、

画家は声なき言葉を絵筆にて紡ぐ。

数学や物理が存在の成り立ちをやっきになって解明せんとする数式もまた、

言葉。

私は私自身を私が選ぶ言葉で育んで行く。

言葉を契機に思いを深め、

深めた思いからまた言葉に帰り、

その言葉からぶれないように暮らしを綴る。

それが誠実に生きるということだろう。

成る程、誠実の「誠」は、「言」葉が「成」ると書くではないか。

聖人となるよりも、誠人と成りたいものである。

『2018年 エマ通信12月号』

 

二人三脚。

マスター愛用の焙煎機と連れ添って13年。(ママとは連れ添って20年だなぁ。)

戦友と言うべきか、女房と呼ぶべきか、はたまた利かん坊との珍道中?

いずれにせよ、私はこの子以外は知りませぬ。

井上製作所製、直火式1キロ釜の焙煎機HR-12。

極めてアナログ仕様なこの焙煎機、今はどんどんバージョンアップされてしまって、この機種はもう製造されていない。

焙煎のメソッドなんてきっと、扱う人によって千差万別あることでしょう。

マスターにはマスターのこだわりやらその都度の気づきやら、一過性のマイブームで終わることもありますが、メソッドがあります。

今にしてようやく辿り着いたコツもあります。

近頃はAIだのマイコンだのを駆使して緻密にプロファイリングされた焙煎シュミレーションを用いての完璧な焙煎もあることでしょう。

けれど私はどんなに世の中が進歩しようとも、うちの焙煎機がNo. 1だと思っている。

うんちくや最新の性能にも興味はありますが、

まぁしかし、とどのつまりコーヒーはカップに落とされた時の味わいとそれを嗜む人とのマッチングこそが重要で、

それを演出するところまで含めて、珈琲屋。

果てしなく奥深く難しいが故に、茶の湯は「道」也。

それはひとまず措くとして、

美味しいコーヒーを演出する上で一番重要なのは、やはり焙煎です。

焙煎は調理と全く同じで、

火加減と排気加減で決まります。

釜内が何度の時に豆を投入して、一旦何度まで引き下げて、どれくらいの間隔で温度を上げて行くのか。

排気の加減は釜内の圧力の加減でもあるので単に温度を上げ下げするだけでもなかったり、

ハゼが始まったときの処置をどうするのか、

外気温や釜の蓄熱量への配慮等、

考慮すべきパラメーターは際限無くあるものです。

うがったことを言えば、

珈琲は一杯の割賦に落とし込む自画像。

近頃は自分の珈琲がますます好きになって行くマスターです(*^^*)

精進怠らず、火の要鎮。

今年もお世話になりました。皆さま良いお年を!

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笑間珈琲PV

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