2020年 1月 24日

霧にむせぶ朝、今年も麹が届く。

エマではもうここ何年も麦味噌と米味噌は手前で仕込んでいる。

古来この国に於いて「たねもやし」と親しく呼称されながら和食の礎を築いてきたのが「麹」である。

麹の文化史を辿れば、この国の先人たちの眼力や職人技や審美眼がいかに神がかった領域を凌駕していたかを知れるのであるが、その話は措く。

霧にむせぶ朝に届けられた麹。

暦の上ではすでに大寒の候であるのだが、今年は冬と言えども空気が生ぬるく、なんだか妙だ。

なので、麹を仕込んでゲンの悪さを吹っ切ることにする。

取り敢えず、甘酒。

私の腸になるったけ、麹を仕込み免疫を高める。

よその国の変な菌になんか負けない体を作る。

日本古来の風土の持つ力で自助力を養うのだ。