2021年 8月

2021年エマ通信9月号(創刊157号)

「stay home with coffee part 8.」

コーヒーを構成する基本の要素は、

グラインド(粉砕)されたコーヒー豆と水です。

コーヒーとは、「豆」に含まれる成分を「水」(お湯や冷水を含む)を使って抽出するという至ってシンプルな飲み物です。

それこそ味を作るパラメーターは、水温、鮮度、挽き目、焙煎度、器具、技術等々、無数に存在し、そのそれぞれの要素が変数となるので厄介なのですが、

今回はそのアプローチを豆と水の分量から考えてみたいと思います。

以前のエマ通信(創刊152号)でハンドドリップの実践のことを書きました。
そこでおすすめしたのが、「予め使うコーヒー豆とお湯の量を決めておく」ことでした。
今回はその「豆とお湯の比率」の決め方についてお話し致します。

マスターは実はここに「黄金比」を応用します。

「黄金比」〜人が美しいと感じる審美数比とでも言えばよいのでしょうか。
例えば、ひまわりの種やオーム貝の殻の渦巻きなど、自然が作り出す造形美にはこの比率が反映されています。
また、歴史的建造物や美術品にも多く取り入れられている比率です。
世界の普遍的な調和美の比率、それが黄金比です。

その数値は、

『1 : 1.61803……(無理数)』。

マスターはこの比率の近似値「1.6 」をコーヒー豆とお湯とに当てはめます。

すなわち、

コーヒー豆のg数 × 16 ⇒使用するお湯の量(cc)

としております。

例えば、

豆10gなら、お湯160cc
豆20gなら、お湯320cc
豆30gなら、お湯480cc

といった具合です。

より実践的なのは、使うお湯の量(自分が飲みたい量)を決めてから豆の量を決める方でしょうか。

お湯200ccなら、豆12.5g
お湯400ccなら、豆25g
お湯600ccなら、豆37.5g

といった具合です。

ドリップのhow toについては今回は割愛しますが、使うお湯はドリップの際、全量を落とし切って下さい。

さて、実はここからが一番のポイントになるのですか、

この比率で抽出したコーヒーをひとまず「味わいの標準ライン」と定めます。

最終、私が美味しいと感じるコーヒーを作るには、皆さんの匙加減でここから更に微調整をしてみて下さい。

例えば、コーヒー豆は、豆の約2倍量の水分を吸いますし、ペーパーフィルターの吸水も合わせるなら、豆の3倍近くの水分量がフィルター内に保持されることになります。

なのでマスターは、敢えてこの比率を「1:19」に変えたりもします。
或いは、「1:16」で抽出したコーヒーに豆の2〜3倍量のお湯を足すこともあります。

ここから先は、各人の味覚センスによる探求をお願い致します。

皆様が珠玉の一杯と出会えますように^ ^

〓長月九月の笑間〓
〜大切なお知らせ〜
今月より毎週水・木をお休み(週休二日)とさせていただきます。何卒ご理解の上、ご了承下さいますようよろしくお願い申し上げます。

◆今月の展示
吉田佳代さん作品展
「四季折々の花と出会い、語らい、慰められ、励まされ、そんな花たちへ心からの感謝と愛を込めて(ご本人のお言葉)」。
吉田さんの作品はすべて、そんな花たちへのオマージュです。
1945年京都府生まれ、門真市在住。

☆9月10日(金)ありがとうの日
エマのお客様感謝デーです。
ご来店の皆様にプレゼントがあります^ ^

だれのためにさいたの〜
それはあなたのためよ〜

と、ひまわりを見てついつい口ずさむのはマスター一人ではないはず。
ちなみに、この歌は1974年のヒット曲。伊藤咲子さんが歌ったひまわり娘ですね^ ^
いい歌はいつまでも記憶に残るものです♪

この絵は、我が妻が生まれて初めて挑戦したパステル画です。
もうすぐ誕生日のマスターに贈ってくれました^ ^
ありがとう!


夏場限定。
エマのイチオシメニュー。

『八重山パインジュース』!

断言しますが、
石垣島のパインが、世界で一番美味しいのです!
特にこの季節のパインは八重山のティダ(太陽)の恵を目一杯浴びた露地もの。旬の中の旬^ ^
更に、島の中でも名蔵地域のパインは一等賞です。
今回のパインジュースは、その名蔵パインの果肉を使った生搾りです。
期間超限定ですが、皆さまに是非味わっていただきたいです^ ^


今朝の目覚めに聞いた声。
「ニッポン人ならもっと自分の遺伝子に乗っかって生きよ」。
日本人の遺伝子。
これはかなり面白いテーマになるなあ。

それにしても、今日の暑さは一等賞でした。
でも、夕方の空の変幻には感動がありました。

明日も良い日でありますように^ ^


〓大阪府の営業時間短縮要請に従い、18時から22時までの夜カフェ営業並びに、酒類販売を当面の間自粛させていただきます。
尚、現在の営業時間は、9時から17時までとさせていただいております。〓

2021年エマ通信8月号(創刊156号)

『stay home with coffee part 7.』

よくお客様から、「なぜマスターは白衣なのですか?」と尋ねられます。
一応、「マスターは、珈琲科学研究室の室長みたいなものなので。」とお答えしております。
美味しくて体も喜ぶ珈琲を追い求めて、日々研鑽を重ねているところです。
なので、普段のマスターはいたって無口でストイックなのです。
それこそ気をつけないと集中しているマスターにうっかり話しかけようものなら、ギロっと睨まれ噛みつかれます、という冗談はさて置き^ ^、
皆様に心地良く過ごしていただける居場所創りと、
コーヒーがあることのしあわせを感じていただけるようにと、
それがマスターの役割であり笑間珈琲がある理由と思っています。
基本、丁寧で親密な接客と手を抜かないメニューのご提供を心がけてはおりますが、いかんせんマスターは生来不器用に出来ているので、至らないところも多く、日頃はご迷惑をおかけしながらも15年が過ぎました。これもひとえにお客様の寛容と我が妻の献身に支えられ、私は今日まで生きてみました。そして今私は思っています。明日からもこうして生きて行くだろうと〜(by 吉田拓郎)。

大切な人たちとのコーヒータイムと、
自分のためのコーヒーブレイクと、
どちらもとても大切な時間です。
今回のパンデミックがもたらした1年以上に及ぶ外出自粛やリモートワークを経て、自分の内向的な側面に気がついたという方も少なくないのではないでしょうか。
今、世界同時進行形の大きな社会変化を私たち一人ひとりが体験しているからこそ、自分の心の動きや価値観の変化と向き合い自己理解を深めていけます。それはきっと、回り回って他者との誠実な関係を築くことにつながっていくのではないでしょうか?
コーヒーはきっとその為の一助になると、マスターは信じています^ ^
暑さの厳しい折ですが、皆様のご来店を心待ちにしております。

〈珈琲のことば〉
「髪を長くしコーヒーを呑み 
空虚に待てる顔つきを見よ
なべての悩みをたきぎと燃やし
なべての心を心とせよ
風と行き来し(いききし)
雲からエネルギーをとれ」(by宮沢賢治)

「一杯のコーヒーから
夢の花咲くこともある」(by藤原洗)

「コーヒーを焙煎する者は、技術や見識を常にみがき続けるだけでなく、愛情と献身の度合いも深まっていかなければならない。」(by恩師)

〓葉月8月の笑間〓
今月の展示
『北井知佳さんの絵画展』。
今年就職したばかりのフレッシュウーマン。
学生時代は吹奏楽に絵画にと青春を駆け抜けた来し方に、うっとり遠い目になってしまったマスターです^ ^
そんな若い人のまっすぐな感性に触れられる絵画展。

☆8月10日(火)ありがとうの日
月に一度のお客様感謝デー。ご来店の皆様にささやかな贈り物を進呈致します。

※今月は、毎木曜と18日(水)がお休みです。

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