エマ通信10月号トップページその2

『人を良くする食』(つづき)

そう言えば、私達の親世代が一番健康で長寿だと言われます。
逆に、近頃は「逆仏(サカサボトケ)現象」などと言って、
親よりも子が先に寿命を迎える事態が、結構身近であったりします。
考えてみれば、
私達の親世代は大東亜戦争を前後に生きてきた、
従って、食べ盛りの時期に一番粗食を強いられた人達です。
しかし、結果的にその世代の人達が
日本人の寿命を世界一にまで牽引したことを思えば、
粗食少食はやはり健康長寿の秘訣なのでしょう。

さて、私達の食を振り返ってみるに、
飽食過食の裏で、大量の食品が廃棄されている現実があります。
(日本全国のスーパー、コンビニだけでも一日平均300万食分!)
方や、地球の裏側では、
飢餓に苦しむ子供たちが命を落としていく。
この現状を放置するしかないとすれば、
いずれ私達はその報いを受けて当然だろうと思います。
食生活を反省する時の一つの視点として、
食を通して徳積みを考える、
と言うのも有効なのではないでしょうか。

健康食ブームの昨今ではありますが、
食生活を健康や美容の面だけから見直すのではなく、
食べ物を頂く態度やその慎みが、
人生の命運に深く関わっていることに
もっと気づくべきではないでしょうか。

※参考図書…「異端力」(町田宗鳳著、祥伝社刊)

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