EMA COFFEE LOGO

エマ通信

2014.06.20

三線を受け継ぐ

さて、今回の帰省でマスター、お宝を一つ
島から持ち帰りました。
それは、三線(琉球蛇皮線)です。
ご存知の方も多いかもしれませんが、
沖縄では各家ごとに代々受け継がれている三線が
床の間に飾られております。
ウチの父には男兄弟が5人いて、父はその四男坊なのですが、
たまたま父しか三線を弾く者がいなかったので、
自然と父が受け継ぐこととなりました。
そして、その父ももはや(高齢のため)三線を弾くに能わず、
結果、仲大盛家の三線を引き継ぐのは
マスターしか居ないというわけです。
マスターはギターで弾き語りをするし
沖縄音楽も大好きだし、
きっとお茶の子さいさいで三線が弾けるように
なりますよと、
皆さんに言われるのですが、
これがそんなに簡単ではありません。
なんちゃってレベルならそれなりには弾きますが、
マスター、工工四(クンクンシー)全く読めないし、
何よりも、向こうの民謡の節回しや発声法、
これが至難の技なのです。
西洋音楽に慣れ親しんだ者には
太刀打ちの出来ない土着の感性とでも言いましょうか、
謂わば、「島唄のアイデンティティ」ですね。
それはそう簡単に掴めるものではありません。
きっとライフワークになりますね。
これから本腰を入れて取り組んでみる所存です。

で、今このタイミングで来月7月より
エマで三線教室を開くこととなりました。
対象は、三線の全くの初心者です。
興味のある方はマスターまで
直接お問い合わせ下さいませ。

20140620-142553-51953969.jpg

20140620-142717-52037809.jpg

20140620-142717-52037261.jpg