エマ通信12月号(創刊78号)より 表紙記事
「素晴らしき哉、天然生活」
珈琲豆=農産物=天然素材。
昔から都会に在りながらも、無為自然を標榜してきたマスター。
こうして日々、珈琲という天然素材を扱える幸せを噛み締めながら、
これからの時代の重要なキーワードは、
「自然に学ぶ」事であろうと、感じるている次第です。
そして当然、
「学ぶ」為には「触れる」と「扱う」事が必須となります。
さて、
マイブーマーを自認するマスターが
近頃ハマっているもの、それは「米ぬか」です。
このところ米ぬかを洗顔に使って美容効果を実感していると
嬉々としておっしゃるお客様より米ぬかのお裾分けを頂いて、
試しにとマスターも使ってみた所、
これが大そう心地よくて、
米ぬかと言う天然素材に俄然開眼してしまった次第です。
そもそも瑞穂の国ここ日本にあって
日本人として生まれてきた立場におきましては、
食やライフスタイルの西洋化がいくら進んだとして
体つきや顔つきや心性が変化しようとも、
長い長い稲作文化により培われてきた日本人の遺伝子までは
そう簡単には書き変わらないでしょう!
従って、米ぬかはきっと日本人には大そう馴染むはずと、
今、マスターいろんな場面で米ぬかを使って、その効果を検証しております。
☆例えば、食器洗い。
米ぬかの油分が汚れを落とし、水切れも良く、
リンス効果(保護膜)もあります。
☆お風呂で石鹸替わりに。
頭の先から足の先まで、全身をごしごし洗っています。
昔から「米ぬか美人」と言われますが、
確かにお肌のつるつる感が高まります。
☆フロア(床)の掃除に。
床にぬかを撒き散らかしてほうきで掃き取ります。
微細なホコリを吸着してくれて、なおかつワックス効果もあります。
マスターが米ぬかを支持する理由の一つが、
界面活性剤やら石油化学系の環境や人体に悪影響を及ぼしかねない
物質を含まないという点です。
☆食用として。
乾煎りしたものを1割程度配合して米ぬかトーストを焼いてみました。
また、きな粉よろしく米ぬかバターを作って、
米ぬかトーストに塗って食したところ、
大変美味しゅうございました。
とりわけ、米ぬかの栄養成分はズバ抜けているそうです。
ビタミンとミネラルの宝庫なのは言うに及ばず、
フィチン酸(抗がん、抗腫瘍、結石予防)、
イノシトール(脂肪肝や高脂血症予防、精神安定)、
フェルラ酸(酸化防止、アルツハイマー予防)、
γ-オリザノール(コレステロール低減、更年期障害に効用)等、
体に好影響をもたらす有効成分が満載だそうで、
実際に医薬品や化粧品にも使われているそうです。
但し、米ぬかは天然素材だけに、
使用に際しては、当然その品質には万全を期す必要があります。
マスターの場合は、お世話になっている若狭の篤実な農業人
杉田さんの手による減農薬有機栽培のお米由来の
由緒正しき安心安全の米ぬかをお取り寄せしております。
(時間の経過とともに劣化して行くのも天然ならではです。
保存は冷凍庫。一度使ったものは廃棄しその都度更新します。)
この米ぬかを使い古したトッピーネルにギュッギュッと詰めて
口を縛って使い易い体にします。
ついでに言うとこのトッピー兄貴による手作りネルは、
オーガニックコットンなので、更に気分がヨロシイ。
湯舟につかって米ぬかマッサージをしながら、
至福の時を過ごしております。
ついでに、オススメの天然素材その二として、
重曹も超おすすめです。
掃除に洗濯に大活躍してくれますが、
一番のおすすめは、歯磨剤(歯磨き粉)としての使用です。
耳掻きひと掬い程度の重曹をコップに溶かして
その重曹水でいつもの様に歯磨きをするだけです。
お陰様でマスター虫歯が一本もありません。歯の黄ばみも軽減するし、
たまに歯石がポロっと取れることもあります。
あと是非、浴槽にも入れてみて下さい。市販の入浴剤以上に
温泉効果が高いです。湯冷め知らずとなります。
あまりこんな事ばかりを言っていると、
花キングさんや獅ONさんから圧力がかかってもよろしくないので
この位にしておきます。
では皆様、佳いお年を!