いつの世も若き人の時代
今日は成人式でした。
晴れて新成人となられた皆さん、
誠におめでとうございますm(_ _)m
二十歳(はたち)。
大人という領域に足を踏み入れた皆さんの感想は
如何なものなのでしょう?
思い返せば今より31年前、
マスターもスーツに身を包み、
ネクタイ、革靴も真新しく、
地元の行政主催の式典へと
参加致しました。
たった一人きりで出向きましたね。
何を期待するでなく、
ただその儀式に招待されたというだけのこと。
式典は、
お決まりの式次第を踏襲するだけの
味気のない内容だったように思います。
役所の偉い人や議員さんやらの
祝辞を頂いて、
その後、記念講演ということで、
確か青年海外協力隊のOBの方が
新成人に向けてのお話をして下さいました。
勿論内容は一切憶えておりませんし、
会場は最後まで騒ついたままでした。
心に残ったものと言えば、
マスターの場合、なんとも言えない孤独感でしたね。
或いは、行き場のない焦燥感。
元来があまり社交的な方ではないのです。
式が終わって、唯一、小学校の時の同級生が
お茶でも飲みに行こうかと誘ってくれたのですが、
そんな気分にもなれず、
一人孤独に帰りましたね。
何ともつまらぬ成人式でした。
でも今から思い返すと、
その時の孤独や焦燥感は、
結局は、
まだまだ未成熟な自分という人間の
心の反映に過ぎなかったのだ、
と思います。
外的な事と内的な事との間には、
いつもタイムラグがあります。
その差異に心を引き裂かれて
いつも立ち往生してきた人生。
その足踏みは、人生の課題として
未だ解消されてはおりませんし、
未だに大人になった(なれた)という
感覚は一切ありません。
ただ、今は生きることが以前よりは
随分楽になりましたね。
毎日が楽しく充実感があります。
その充実感は、
マスターの場合、人との関係性から来ています。
一番は、ママ。
そしてエマに集う良き仲間たち。
結局、モチベーションを高め合える関係性を
身近に築けるかどうか、
それが大きいのだと思います。
人生に悩める新成人の方も
たくさんいることでしょう。
その姿は、かつての私自身です。
大人になんかなりたくないと
真剣に落ち込む君。
50歳を過ぎた僕も
未だに大人になれないと
真剣に落ち込んでおります。
でも歯を食いしばって進んで行けば
人生も捨てたものではないと
思えることも案外あるものです。
まぁ、マスターの場合は
お金とか地位とか
既存の価値観からは少し逸脱した
立ち位置に居るので
幾分お気楽かもしれませんが。
いつの世も若い人の時代です。
皆さんの若い感性を精一杯活かし切って欲しい。
ただそこに、真心を忘れず添えて頂きたい。
そう言う志の見える人を
私は応援したい。