エマ通信4月号(創刊94号) 表紙記事
「出かける喫茶店エマコーヒー!」
などと言う帯を付けて、
近頃はあちらこちらへと
ライブパフォーマンスも兼ねて
頻繁に出張をしております。
これも、町の片隅に潜む小さな小さな純喫茶の
生き残りをかけての戦略の一環として
ご理解頂ければと思っております^^;
さて、時は春爛漫の4月となりました。
今月もまたエマは雲を追いかけ青空の下へと
お出かけ致します。
先ずは、4月3日の日曜日です。
この日は、ジビエと地域芸能の祭典、
「第11回収獲感謝祭」という催しに参加します。
場所は、福井県美浜町に位置する新庄渓流の里という
水と空気と緑が大変に美しい山里です。
ところで、皆さんはジビエについてご存知でしょうか?
ジビエとは、フランス語で、
狩猟により食材として捕獲された野生の鳥獣のことです。
収獲感謝祭(シュウカクのカクの字はけものへんのカク)とは、
昨今、有害駆除の名の下に捕獲殺処分される運命の
シカやイノシシの肉(ジビエ)を、その命に感謝し、
せめて美味しく料理をして頂こうという、
獣肉の利活用と普及を図るために開催されているイベントです。
これら有害とされる動物が増えた原因は、
自然を乱開発しこれら獣の住まう場所を奪った
人間の側にそもそもあるのにも関わらず、
人間の都合で「害」とされ、駆除されています。
特に、近年の農作物に対する被害が甚大ということもあり、
各市町村においては報奨金を支給して、
動物たちを積極的に捕獲、殺処分を行っています。
特に報奨金の金額が大きくなると、
報奨金目的のためだけに捕獲され、
焼却あるいは埋設処分されているのが
ほとんどだということです。
人間によって野山を追われて
町に降りてこざるを得なくなった
動物たちの命を粗末にせず、
せめて美味しく感謝していただこう
という趣旨の下に継続されているのが
このジビエの祭典です。
主催は、NPO法人の
「自然と共に生きる会サンガ」さんです。
マスターも福井の友人のつながりから、
昨年よりこのイベントに呼んでいただいております。
当日エマは、コーヒーの販売をメインに
マスター、旧友の谷和彦君、そして敦賀のEman brothers
やっさん、邦さん達とライブパフォーマンスも行います。
ジビエ料理にステージパフォーマンスと
大自然に抱かれての心弾む春の一日を
楽しんで参ります。
門真からだと現地まで車を走らせて2時間半程の旅程になりますが、
春風を身にまとい皆さんも出かけてみませんか?
時は丁度春休みでもありますし、
ご家族連れ立って是非ともお越し下さいませ。
入場は無料です。どなたでも参加出来ます。
開催日時 4/3(日) 10:00〜16:00(小雨決行)
開催場所 渓流の里(福井県三方郡美浜町新庄286-5-1)
URL http://samgha-nature.com
※ご注意 この日エマコーヒーの実店舗はお休みとなります。