月末のお仕事 笑間通信8月号より


「夏の意義」
今夏は観測史上最強の夏になる!

そんな予測をあのNASAも立てているのだとか。

夏の陽気は日増しに高まり、

暦で言う「大暑」(今年は7/22)で極まる。

海や大地に溜め込まれた陽気は上昇気流を生み、

積乱雲や雷雲となってヒートアップした地上を

再び激しく冷ましにかかる。

夏場の夕立や台風もまた自然界の必然のサイクル。

エネルギーは滞ることなく循環することを

良しとする。
兎に角、夏は「熱」の季節であり、

年間で一番エネルギッシュな季節です。

植物はあっという間に成長をし、

畑では刈っても刈っても雑草が生い茂る。

けれど同時に、茄子や胡瓜やトマトなど、

夏野菜はどれもたわわに実ってくれる。

故に、お百姓さんは農繁期の真っ只中。

この季節は、よく食べてよく働き(動き)、

新陳代謝を上げて体に熱をこもらせないよう

循環させることが体調管理の極意。
兎角この時期は、自然界のエネルギー値が高い分、

食べ過ぎたり、飲み過ぎたり、夜更かししたりで、

その結果胃腸の気が乱れがちになります。

胃腸の疲れは、そのまま食欲不振や消化吸収力の低下を招き、

風邪や微熱が長引いたり、気だるさが抜けなかったり、

所謂、夏バテ状態となります。

そんな時は、「何を食べるか」よりも、

「よく噛むこと」、「粗食で腹八分目に控える」ことで

「消化器系を健全に保つ」ことが肝要です。

暑いからと内臓を冷やし過ぎれば

胃腸は弱り、気力・体力とも減退してしまいます。

 東洋医学ではこの状態を「脾」が弱っていると解釈します。

「疲れやすい」、「やる気が出ない」、「顔色が優れない」、

それらはすべて「脾」の機能低下が原因と考えられます。
ですから、夏場は「脾の気を補う」ことが養生の鍵となります。

南瓜やトウモロコシなどの「甘味」を持つ夏野菜が効果的です。

あと、玄米や雑穀を発酵させた甘酒は夏場の栄養補給飲料として効果覿面。

なんでも江戸時代の頃は、

甘酒売りは夏の風物詩だったそうです。
マスターの場合、この時期は自前で経口補水液を作っておきます。

近頃は市販のものが手軽に手に入りますが、

手前で作った方が安心で安価です。
水道水でも良いですが、自分なりのこだわりのお水があれば

それを1リットル用意します。

あとは、糖分40グラム、塩分3グラム、レモン果汁大さじ1、

を混ぜるだけです。

マスターの場合は、砂糖は使わずにてんてきの糖

(ヤマト蜂蜜さんの蜂蜜入りの果糖)、塩は沖縄の天然塩、

レモンに変えてシークァーサー、そして

ビタミンC(アスコルビン酸原末)を1グラム添加して作ります。

経口補水液は、身体の体液と浸透圧がほぼ等しいので

消化吸収が速やかです。

また、マスターの場合、砂糖(多糖)ではなく、果糖(単糖)を使うので

血糖値の急上昇が抑えられること、

速やかにエネルギーに置き換わる利点があります。
さて、ところで珈琲には身体を冷やす性質があると、

言われる事があります。

その根拠の一つは、「珈琲は南方産の食品であるから」と言うもの。

陰陽五行の中医学の立場では、

身体の代謝・生理機能を促進させる作用は「陽」に

属するとされます。

珈琲の主要な成分はカフェインです。

その薬理作用は、軽度の興奮作用(脳の活性化と眠け覚まし)、

利尿作用、胃酸分泌の促進、末梢の血管の拡張等です。

結論としては、基礎代謝を促し体温を上げる傾向、

すなわち陽性にあるので、

珈琲が身体を冷やすと言うことはないと思われます

(但し、諸説あります)。

かと言って、暑いからとアイスコーヒーをガブ飲みは

よろしくないでしょう。

マスターなら、早起きした朝に

浅い焙煎の熱い珈琲をたっぷり、

ゆるりと時間をかけて飲み干します。

夜明けの珈琲。

笑間のあけぼの珈琲を。

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