381BAL restart!

かつて大阪にサバイバルランドという名の伝説のバンドがあったことを
覚えておられる方はおいでであろうか?
それは80年台終盤のバンドブームが巻き起こるまだまだ以前のお話。
二人の他愛もない男子高校生がクラスで出会い、
自分の言葉を自分のメロディに乗せて自分の肉声で歌い始めただけのこと。
決して上手い訳ではなかったけれど、なぜか風が逆巻いた。
青年らの拙い言葉、怯える思いは、音楽に力を得て、
リアルに輝きはばたいた。
やがて共感は渦を巻き広がりを増し、二人の青年は歌い続けた。

卒業後もサバイバルランドは進化を続け活動の舞台は広がり、
関西のインディーズシーンではそれなりに名を馳せるも、
いつしかその火は失せ青年はそれぞれの道を行くことになる。

あれから30年。
青年は歳月を重ねそれぞれに人生の曲折を経て再び巡り会う。
一人は子育てに奮闘する親父となり、
今一人は小さな喫茶店の店主となる。

邂逅は或る日突然に訪れる。
君はあの時、よくもギターを担いで僕の店に現れたもんだ。
僕の店の壁にはいつも愛用のギターが、
まるでこの日を迎える為にそこに吊り下げられていたかのようだった。

その日を期して、僕らは再び歌い始めた。
青年の心はそのままに覚めかけた夢は再び踊る。

「サバイバルランド」、
30年ぶりのクレジットです。

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