笑間開業12周年!
お陰様で笑間も今月で開業12周年となりました。
これを機にロゴマークを新調してみました。
そも、うちの屋号「笑間」ですが、
マスターの名前「えいかつ(永勝)」の「え」とママの名前「まさこ(督子)の「ま」を引っ付け合わせて、
「え+ま」で、「エマ」としました。
そこへ当て字に「笑」と「間」の漢字を持ってきて
「笑顔のあふれる美空間」との意味付けを致しました。
「大切な人と切り盛りする小さな喫茶店」。
これは我が胸に常に掲げる小さな思いですが、
大切な人とは、店主にとっては妻であり、
妻にとっては店主です。
夫婦が織りなす美のコンビネーションこそが
この店の強みであり魅力であると考えております。
さて、新しいロゴマークですが、
その全貌は開業記念日の11月10日に発表致します。
乞うご期待!
その前にその意味合いだけ解説しておきます。
(少々堅苦しい文章になりますが^^;)
実は「笑間」と言う言葉の中に
開業当初のコンセプトが全て詰まっております。
「笑」の字は、喜びを表す文字であり光そのものを表します。
「間」は文字通り私たちが過ごす場のことです。
本来この世の凡ゆる物事は、喜びを形にするために創(はじ)まります。
はじまりはいつも不安と期待のないまぜですが、
胸の内では希望を燦々と輝かせています。
その希望の光を動機として具体的な空間創りが始まります。
それこそこの宇宙の創生が始まったとされる138億年前。
ビッグバンと言われる超高エネルギーの光の出現を起点として
宇宙の歴史は始まりました。
宇宙の凡ゆる事象が秩序立って構築されている事実を鑑みるに、
物事の背後には明瞭な意思(意識)の力が働いていると
マスターは推察するのです。
そしてその全ての創まりにあったであろう意思とは、
喜びを分かち合おうと願う抑えることの出来ない情的な衝動ではなかったかと。
その情動や情熱が強烈な光となって現れて全てが創まった。
縦軸に沿って降りてきた↓光↓がビッグバンを機に横軸を派生させ
→空間→のふるまいが始まります。
そしていまだに空間は広がり続けているそうです。
笑の字の右の払いが長いのは
そのことを意味しています。
時の経過は空間においての変転流転の作用を繰り返し、
ついには私たちの住まう地球が誕生します。
右の払いに乗っかる3つの珈琲豆は、
E M A を描くと同時に
光と水と大地(緑)、
すなわち生命の芽生える三要素を表し、
私たちが住まう奇跡の星地球を象徴します。
そしてそこに私たち人間が生まれました。
人は何人といえども幸福になりたいもの。
その目的の為に、
時を過ごし、空間を築き、仲間を求めます。
人の生きる動機は喜びです。
そして喜びの本質は分かち合いです。
愛しあうこと、ゆるしあうこと、みとめあうこと。
それらをお互いの笑顔の為に学び合うのが人の道。
その道を力強く歩んで
最後には笑顔の人となって
喜びの冠を被して戴けるように頑張る。
そのことを「間」に表しました。
「笑顔のあふれる時間空間仲間たちの集う場所」。
それが開業当初からの笑間の変わらぬ思いです。
その為に、今日も美味しい珈琲と
美味しい食べ物をご用意致しております。
成熟して行く魅力的な人たちとの集いの場として
これからもご利用下さいませ。
【以下は、開業当初の日記より】
「時間の始まる以前の世界
形の定まる以前の世界
創世以前の世界のことを
時間と形に制約されてしまった私には
想像することすら出来ないけれど
そこにはきっと
熱い熱い想いがとうとうと
溢れ流れていたことでしょう
愛し 支えあうことを 通じて
喜びを 分ち合おうとする
おさえることのできない 情的衝動
その情動こそが
全ての出発点にあった核心ではなかろうか
あらゆる命はそこから訪ずれる
遠い昔に 喜びを動機として繋がり合っていた命
だからこそ
出会えたあなたが懐かしい
出会えたあなたにありがとう 」
店主 仲大盛永勝
妻 仲大盛督子