2019年笑間通信11月 14周年記念号(創刊135号)

『珈琲と共に』

「マスターはなぜ白衣を着ているのですか?」と、お客様からよく尋ねられます。

理系畑のマスターにとって白衣は実験着。いくら汚そうが燃やそうがお構いなく身に付けられる便利な着衣です。また寒がりのマスターにとっては体をすっぽり覆う外套ともなって暖かく、冬場は助かります。

あとは、日夜美味しい珈琲を科学的に探求する珈琲科学研究室の室長だ!という意気込みも地味に表しております(笑)。

マスターのテーマは、「美味しい珈琲で世界平和に貢献する」こと。なので重力を駆使し、誠を尽くし、日々珈琲道に邁進しております(笑)。

(しかし、殊(こと)この「美味しい」という基準が難しい。

味覚とは、各人各様の趣味、嗜好、美意識、或いは経験や記憶等の極めて曖昧なパラメータによるところの総合的な構築要素による判断である。

あっ、白衣のマスター、面倒くさい言い草してますが>_<

確かに味覚の基準は個的要素に委ねられてはいますが、この世には個人の趣味嗜好に留まらない普遍的な価値の水平が存するとマスターは信じております。

その水準は恐らく、この世の凡ゆる趣味の領域に横たわっており、いつの時代もどこの地域にあっても、例えば変人とか呼ばれてるような誰かによって掘り当てられることをひっそりと待っているものと思われるのです。)

さて、珈琲です。

コーヒーを飲む習慣は、15世紀の半ばにモカコーヒーで有名なイエメンを中心にアラビア世界で広まりました。

その後、17世紀を過ぎてから西洋で急速に広がり始めた割と新しい飲み物なのです。

時は丁度、大航海時代。

地球は丸いという認識が常識となり、西洋の列強が続々と世界の海を股にかけた時代です。

この時代、地理的な範囲が大いに拡張されると同時に

新合理主義という新しいものの考え方が人間の知的な領域をも強烈に押し広めました。

ところで、17世紀の西洋社会で最も広く飲まれていたのは、ビールとワインだったそうです。

なのでその当時はどこに行っても朝も昼も夜も酔っ払いで街は溢れかえっていたそうです。

そんな中に現れた新種のコーヒーという飲み物は、アルコールが人を酩酊させ体たらくにさせるのに取って代わって、頭の覚醒を促し知覚を鋭敏にし、キリリと冴えた状態で一日を始めることが出来、仕事の質も能率も格段に向上させた為、大歓迎されたそうです。

当時のロンドンで詠まれたコーヒーについてのこんな詩が残っています。

「この厳粛かつ健全な液体は

胃を癒し、頭の回転を速くし

記憶を蘇らせ、悲しみを鎮め、精神を鼓舞する。

人々を発狂させることなく(1674年にロンドンで出版された作者不明の詩)」

まとめますと、コーヒーは現代性と進歩性を象徴した理性の時代にふさわしい理想的な飲み物として衝撃を持って人々に受け入れられ広まったということです。

時代は下って21世紀となりました。

今や世界はグローバル化が急激に進んでおり、今後の社会の変革たるや想像だに出来ません。

まぁ、それはそれとして、美味しい珈琲を飲みながらホッと一息つきながら、礼節をわきまえた会話と寛大な精神を土台とした議論と批評を皆さんと平和に愉しみたい。そう願うマスターです。

「珈琲よ、

その生きる意志を目覚めさせるものよ!」

これからもエマコーヒーをよろしくお願い致します。

【霜月11月の笑間珈琲】

今月のエマの壁むは、写真展です。

タイトル:「ゆらゆらメランコリー」

作家:akaiharu

”おとぎのかけら”,”ゆらゆら浮遊“,“ブルーグレーのくもり空”,”真っ赤な月“。そんなワードがエマの空間を彩ります。

11/10(日)ありがとうの日

14周年目のお客様感謝デーです。日頃のご愛顧に感謝して、ささやかなお土産をご用意しております。

11/17(日)第29回門真手作り市

会場:門真市立市民交流会館中塚荘(門真市月出町11-1)

11:0016:00(雨天決行)入場無料

出店及び演奏します。

11/23(土)ふれ愛感謝祭

場所:弁天池公園(門真市岸和田1-8-2)

9:0015:00(雨天決行)入場無料

出店及び演奏します。

11/30(土)歌夜会74

「北田はじめウクレレライブ」

実は、今回の写真展の作家akaiharuさんは北田さんのご令嬢。

個展の締めを親父さんが務めます^_^ガンバッテ!

マスターとのコラボも有ります。

チャージ料500円。完全予約制です。

19:0021:00

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