私の信心
財力は人の血液。
必要なものだし、出来れば潤沢に頂きたい。
僕たちの暮らしぶりは今、最貧の部類に属しているのだろうか?
上を見ても下を見てもキリがない。
日々の僕らの取り組みがお金を産んでいないからといって、
それはそんなに嘆くことなのだろうか?
大切なことは日々の生き様であり理念だろうと思っている。
そんな頭だけの話にはうんざりな人も世の中には多いことだろう。
でも僕はやはり思う。
今やっている自分の取り組みから何を学び、
何を自分の成長の糧にしていくのか。
僕の頭の中の意識と関心はいつもそこにある。
財力とは、そんな私の生き様の結果だ。
僕の生き方の軸足が商いに向いていないことは痛感しているのだが、決して商売から逃げてる訳ではない。
今日も私の小さな一歩。
心尽くしの小さな一歩。
歴史に埋もれるささやかな歩幅。
けれど、いつしかその一歩にも花一輪、
咲く日が来ることもあるやもしれぬと、
それが私のささやかな信心。