煙突 数字の「1」は工場の煙突。 幼時に習った数え歌は、おっさんになった今でも忘れはしない。 かつて町のそこかしこに見かけた風呂屋の煙突。それは昭和の活力の象徴。 今は三丁目の夕陽に物憂く黄昏れる。 夕刻、チャリンコに風呂桶のせて老夫婦が歩む。 激動の時を刻んだかつての戦士たち。 今の平和は、あなた方のお陰です。 夕刻の父の背に似た老いた人 ?