2021年エマ通信5月号創刊153号

2021年エマ通信5月号(創刊153号)

stay home with coffee part 4.

「コーヒーの歴史」
コーヒーの発祥地は、中央アフリカ東部、エチオピアのアビシニア高原とされています。
その発見には諸説ありますが、
?「ヤギ使いカルディ」の伝説が有名です。
舞台はエチオピアのアビシニア高原。
ある日、ヤギ使いのカルディが、ヤギが見知らぬ赤い木の実を食べて興奮している様子を目にしました。その事を修道院の僧侶に報告したところ、その実を食べてみようということになり食べてみたところ、全身に精気がみなぎり気分がスッキリしました。
それ以後、僧侶たちの勤行の際の眠気覚ましにこの赤い実を煎じて飲むようになりました。この赤い実が、即ちコーヒーだったとさ。
もうひとつ有名なのが、
?「イスラム教の僧侶シェーク・オマール」の伝説です。
時は13世紀の半ば。イエメンのモカから罪人として追放されたシェーク・オマールが半死状態で砂漠を彷徨っていた時、幻に導かれてコーヒーの木にたどり着き、その実を食べたところ、たちどころに元気を取り戻し、彼は無事にモカに戻ることが出来ました。
その話を聞いたモカの人々は、神がコーヒーの存在を人類に伝える為にオマールを生かしたのだと考え、それ以降、コーヒーはありがたい飲み物としてモカで人気となりました。
そんなこともあって、オマールは後に聖者として崇められるようになったとさ。

コーヒーを飲む習慣は、先ずは15世紀の半ばにモカコーヒーで有名なイエメンを中心にアラブ世界で広まったと考えられています。
その後、ヨーロッパで爆発的にヒットするのですが、そもそもコーヒーという飲み物は、17世紀を過ぎてから急速に広がり始めた、割と新しい飲料なのです。
17世紀といえば、時は丁度大航海時代。地球は丸いという認識が常識となり、西洋の列強諸国が世界の海を股にかけた時代です。
この時代、地理的な範囲が大いに拡張されると同時に、新合理主義という新しい価値観が人間の知的な領域をも強烈に押し広めました。
ところで、17世紀の西洋社会で最も広く飲まれていたのは、ビールとワインだったそうです。
なので当時は、朝も昼も夜も、街の至る所で酔っ払いが溢れかえっていたそうです。
そんな中に現れた新種のコーヒーという飲み物は、アルコールが人を酩酊させ体たらくさせるのに取って代わって、頭の覚醒を促し知覚を鋭敏にしキリリと冴えた状態で一日を始めることが出来、仕事の能率も格段に向上させた為、大歓迎されたそうです。
「コーヒー、我々を醒ます飲み物。蒸留酒と違い、明敏さと明晰さを高める脳の強力な滋養剤。コーヒーは想像力から鈍重な雲を取り除き、物事の本当の姿を真実の輝きでさっと照らし出してくれる。」とは、フランスの歴史家、ジュール・ミシュレ(1798〜1874年)の言葉です。
まとめますと、コーヒーは、現代性と進歩性を象徴した理性の時代にふさわしい理想的な飲み物として衝撃を持って人々に受け入れられた、ということです。
とてもセンセーショナルな飲み物だったのですね。

〓皐月5月の笑間〓
■5月の展示
作品テーマは、「建物や風景」。
●水彩と線で織りなす風景画。
〜今井郁代(グラフィックデザイナー・イラストレーター・アーティスト)フリーランスで活動しています。門真市在住。
●紙粘土を使って、ほっこり笑顔になる作品。
〜島野雅美(グラフィックデザイナー)現在フリーランスで活動。大阪市在中。

お二人の作品をお楽しみください♪

☆5月10日(月)ありがとうの日
エマのお客様感謝デー。

☆5月22日(土)コーヒー&ライブ
出演 グリーンノーツ
19時〜20時半
限定8名様
1500円(ワンドリンク付)
*社会情勢に鑑みて予定が変更になる場合もあります。

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