魅惑の真空管サウンド
お客様が、よかったら読みませんかと、置いていってくれました。
it’s interesting!
真空管。それがジャズやロックミュージックの黄金期の一番の立役者だったのだ。
サウンドという情報を乗せた電子が小さな真空のスペースを飛び交い私の鼓膜を揺らし魂を鷲掴みにする。
21世紀になった今でも僕らはその時代のサウンドを追い求めてしまうし、文化を引きずっている。
そのゆらぎやうねりは今持って色褪せてはいない。
所詮はlo-fiと若者よ言ふこと勿れ。
今日も我々はビンテージの鉱脈を掘り当てるのだ。
真空に定まりし音聴いてゐる