2025年笑間通信7月号(創刊203号)
2025年笑間通信7月号(創刊203号)
『アウト老のすすめ』
「アウトロー」と読みます。
今回の記事は、みうらじゅん氏の著書の受け売りですが、もう直ぐ62歳児になるマスターには大変興味深い内容でした。
要は、高齢化社会なんのその、老いの妙味をいかに楽しみ味わうかへの提言です^ ^
提言其の一。
「還暦(60歳)過ぎたらみんな同い年、みんな0歳児からリスタート」
干支(えと)を一巡終えたなら、ひとまず人生一度リセットです。これまでの失敗も後悔も一旦チャラに。世間の荒波乗り越えて還暦まで生き抜いたこと自体が大変立派なことであり、それは賞賛に値する出来事です。なので還暦に達した人は皆一律にエライ。エライに上も下もありません。この時点でお互いに完全平等。 還暦過ぎれば世間での立ち位置関係なく一旦リセットされて、みんな0歳児からリスタートです。
提言其のニ。
「比較三原則」
還暦過ぎたら、以下の三つの比較はやめましょう。先ず他人と比較しない。次に親兄弟と比較しない。最後は昔の自分と比較しない。
人は比較するところから心が病み始めます。歳を取ると薬自慢や病気自慢から始まって仕事や家柄の自慢などなど、マウントの取り合い合戦をよく見受けますが、はっきり言ってどうでも良いです。見苦しいです。心が千々に乱れる一番の要因、それは他者と比較をすることです。
提言其の三。
「老(オ)イルショックで吹き飛ばせ!」
人は加齢に伴い機能低下がどうしようもなく露呈します。見えづらい、聞こえづらい、腕が上がらない、腰が痛い、物忘れが増えた等々。でもそれは致し方のないこと。そんなことにいちいちショックを受けないで、「それ老いるショック!」という掛け声とともに笑って吹き飛ばすのです。その時は勿論、田宮二郎さんへのオマージュでクイズタイムショック風に言いましょう、「老いるショーック!」と。それでもまだ不安が残るようでしたら、こんどは「不安(ファン)タスティック!」と叫んで蹴散らしましょう。
この「アウト老」の難しさは、普通の老人になったら逆にアウトというところです。世間一般では十把一絡げに爺さんと呼ばれるわけですがちょっと待ちたまえと、爺さんには「こぶ取り爺さん」もいれば「花咲か爺さん」だっているわけで、舐めてもらっちゃ困る俺は皆んなとは毛色の違う爺さんなんだと主張したいわけです。そう、肝心なのはロックスピリットです。さしずめマスターの場合は歌うコーヒー焙煎士なので、「シンガーソングスロースト爺さん」、かな?
還暦過ぎたら、これまでに培ってきた自分スタイルで人生真っ向勝負です。
だけど忘れちゃいけないのは、どんなに破天荒やってても「この老人なんかカワイイわ」と周りからは思われなくちゃならないところです。まさに「我れ心の欲する所に従えども矩(のり)を踰(こ)えず(by老子)」の境地です。
さて、そこでこの度マスター、「アウト老」を実地で行く為に新しい音楽ユニットを結成致しました。その名も「アウト老ブラザース」。
早速今度のトモーニマルシェ(7/6開催)でお披露目致します。
乞うご期待!
還暦過ぎて頭の中をますますお花畑にして新型高齢者を目指すマスターです(^^)
〓文月7月の笑間珈琲〓
今月の展示
谷 FAMILY展
「笑間通信をご覧の皆様初めまして
今月の展示を担当します、谷家の長男谷匠十(たくと)です。
今月の展示は僕と僕の母と妹と三者三様それぞれの世界観を用意してますので是非笑間に来られた際には楽しんで頂けたら幸いです」
☆7/6(日)トモーニマルシェ
10:00〜16:00 京阪西三荘スクエア1F 入場無料
お昼の時間(12時半頃の予定)に「アウト老ブラザーズ」のデビューライブがあります^ ^
☆7/27(日)第38回門真手作り市
※今回から会場をルミエールホール(門真市民文化会館)に変えての開催です。
11:00〜16:00 入場無料
〈京阪電車古川橋駅より徒歩5分〉
*お知らせ*
・7/19(土)は、17時閉店とさせて頂きます。
・長らくご愛顧頂きましたコーヒーチケットですが、今月にて終売とさせて頂きます。