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エマ通信

2019.11.29

2019年エマ通信12月号(創刊136号)

「光さえも真っ直ぐに進むことの出来ない混迷期」。

なんの話かと言うと、この宇宙の生成と成長の物語りである。

今を去ること約137億年前、

まだ何も存在するもののなかった無限の漆黒に突如として莫大なエネルギーのゆらぎが現れたかと思う間もなく、それが大爆発を起こしてこの宇宙が誕生したと、時空の始まりについて宇宙物理学ではかく語る。

「無限の漆黒」=「虚時間の世界」、「莫大なエネルギーのゆらぎ」=「インフレーション状態」、「大爆発」=「ビッグバン」。

このインフレーション状態の時点での宇宙の大きさは(誕生の瞬間)は、僅か半径10??マイナス33cmと、

極微細な点でしかなかったものが

その後10??マイナス34乗秒の間に急激な大膨張が起こり、

それからエネルギーの凄まじい拡散(ビッグバン)が始まったと考えられている。

当初、この原初の宇宙空間はあまりにも高温高密度であったが為、あらゆる力のせめぎ合いとぶつかり合いが繰り返され、光さえも真っ直ぐに進むことが出来ない超ストレス状態にあった。

ところがそんな状況にも突然に終焉は訪れる。

正と負の激しいエネルギーのせめぎ合いの果てに最終、正のエネルギーがわずかに優ったが為、ようやく「光が直進出来る状態」となり、その瞬間突如として宇宙に「晴れ上がり」という事態が訪る。

この、宇宙が晴れ上がるまでに要した時間が38万年。

宇宙の本格的な形成はここから始まることとなる。

この時に放たれた強烈な光の残像が観測可能な最古の光として「宇宙背景放射」と名付けられ、その観測データを根拠に宇宙の年齢は137億歳であると推定されている。

光にも、光が光として届かない、

歪曲され捻じ曲げられ、

その本来の性質を発揮出来ない不遇の時代があったのだ。

翻って人類の文明歴史は、6000年。

振り返れば、善悪のせめぎ合いともとれる闘いの歴史内容だ。

そして未だに人類は、小競り合いや覇権争いを繰り返し続けて、今や世界は滅びの危機に瀕している。

(強欲に駆られ金品財物を掠め取る。

傲り昂ぶり慢心し人を蔑み傷つける。

血気や憎悪に駆られて人を人として扱わず残虐非道な行いで人命を奪い取る。

色情を貪り淫乱に堕す。

今日まで人類は、

言葉にするのもおぞましい幾多の忌まわしき罪業を繰り返し積み重ねながら歴史を綴り来た。)

それでも尚、どんなにか世界を暗黒が覆い尽くそうとも、光は光として突き進む。

そして、見たまえそれは突如として訪れる。

人類の歴史にも必ず晴れ上がりは来る。

人の心は、その光の何たるかを本当は皆んな正しく知っているのだ。

私は疑わない。それは突然、明日訪れるかもしれないことを。

メリークリスマス。2020年が祝福に溢れますよう。

2019年師走12月の笑間〓

今月のエマの壁は、

LINEスタンプ原画展」

門真の名物は、Lotus(蓮)。そんな門真の名物LINEスタンプと言えば、KADOMA HASUO(かどまはすお)。ご当地門真をこよなく愛するmittan(みったん)さんのファニーなキャラ、かどまはすおのLINEスタンプ原画展です。

12/10(火)ありがとうの日

10日恒例のお客様感謝デーです。ご来店の皆様にささやかなお土産をご用意しております。

12/21(土)キャンドルナイト

ママのお家(うち)料理とマスターの珈琲で、ゆる〜くおもてなし致します。

完全予約制、限定6名様まで。

お料理、珈琲付き、お一人様2000円。

▽今月の珈琲

エマのオリジナルブレンド

HOLY STAR

聖夜に瞬く星々をイメージしたブレンド。流れ星のような余韻の美麗な味わい。