2020年エマ通信9月号(創刊145号)
2020年エマ通信9月号(創刊145号)
「ポリ袋は実はエコ」
以下は、清水化学工業さんのホームページからの引用です。
1. ポリエチレンは理論上、発生するのは二酸化炭素と水、そして熱。ダイオキシンなどの有害物質は発生しない。
2. 石油精製時に(ポリ)エチレンは必然的にできるので、ポリエチレンを使用する方が資源の無駄がなく、エコ。ポリエチレンは石油をガソリン、重油等に精製した残り・余りもの。
3. ポリ袋は薄いので、資源使用量が少量で済む。
4. ポリ袋は見かけほどごみ問題にはならない。目に見えるごみの1%未満、自治体のごみのわずか0.4%。
5. 繰り返し使用のエコバッグより、都度使用ポリ袋は衛生的。
6. ポリ袋はリユース率が高い。例)レジ袋として使用した後ごみ袋として利用
7. 自治体によってはサーマルリサイクルし、ごみ焼却燃料になり、重油燃料の使用量がその分減少し、無駄とならない。総CO2排出量は、サーマルリサイクルしても、そうしない場合と大差ない。
8. ポリ袋は紙袋の70%のエネルギーで製造可能。
9. ポリ袋の輸送に必要なトラックの量は、紙袋の7分の1。
10. ポリ袋の製造に必要な水の量は、紙袋の25分の1。
11. ポリ袋は紙袋に比べ、ごみにしてもかさばらない。
12. 紙袋は再生できるものと再生できないものがある。ラミネート加工されているものや紐の種類によっては再生処理できない。
13. 紙袋は間伐材とはいえ森林資源を利用。
上の情報を教えてくれたのはマスターの優秀な同窓生S君。
さらにS君が言うには、
「ウミガメの体内から、ポリ袋が出て死んでいるという情報は、私たちを錯覚させる。ウミガメの死因は、ポリ袋ではなかった。網にかかって、動けなくなって死亡した。死んでいるウミガメの体内に、ポリ袋があったという事実が一人歩きしている。本当に、レジ袋の有料化が環境に良くなるのか疑問である。「ホンマでっか」の武田邦彦先生が言っているように、環境庁の天下り先が増えるだけという説もあながち的外れではないかも知れない。」
今の世の中は情報が錯綜するケースが多く、真偽を掴むのが悩ましい。
廃プラの問題は、基本完全燃焼させれば良いと、マスターは考えてます。
廃プラをリサイクルする方がエネルギーの投加量が増えることもありますが、一番の問題は不法に投棄する例が後を絶たないことです。マスターはとても悲しい。今、海洋投棄のせいで八重山の海がどれだけ汚染されていることか。
最近よく耳にする言葉、SDGs(エスデージーズ)=Sustainable Development Goals
これは、「持続可能な開発目標」と訳されます。国連が主導するもので、誰一人として置き去りになる人を作らない世の中を実現する為に、17の目標が169の行動計画と共に設定されています。
これは間違いなくこれからの時代のとても重要な行動指針となることでしょう。
でも、大切なのは押しつけにならないことだと思っています。
これらはとてもグローバルに思える目標ですが、どれだけ自分のこととして捉えられるのかが重要です。
私の子や孫、大切な人たちが生きて行く未来をイメージしながら、私に出来ることからコツコツと取り組んで行きたいと思っています。
差し当たってマスターは、
『洗剤をなくせる水→健康に寄与→環境に貢献』から。
こんなことを言いだすと、某大手メーカーの「花キング(王)」さんや
「うそーん(lie+on)」さんから疎まれて、いつの間にやら身ぐるみ剥ぎ取られないよう(^^;
〓長月9月の笑間珈琲
2月3日は、「絵手紙の日」だそうです。理由は、「2(ふ)3(み)」という語呂合わせから^ ^
絵手紙作家の浦川ちあきさんは、平成最後の2月3日から1年間、毎日欠かさず絵手紙を友人に書き送り続けたそうです。総数365枚。今回はその中からの展示です。
以下、ご本人のご挨拶文です。
「絵手紙は誰かのためにかく手紙です。相手を励ましたり元気づけると共に自分も優しくなれる絵手紙。
絵と言葉から、見た人に何かを感じでいただければ幸いです。
プロフィール
浦川ちあき
奈良市在住、絵手紙歴18年
家族のこと、猫のことを季節の移ろいとともに日々絵手紙をかいています。」