2021年エマ通信3月号(創刊151号)
2021年エマ通信3月号(創刊151号)
?Stay home with coffee part 2
stay home を有意義に過ごす為の手助けになればと、先月号に引き続き、コーヒーの話題です^ ^
○「美味しいコーヒーの為の準備」
美味しいコーヒーを淹れる為には、やはり先ずは形からです。最初に良い道具を揃えて、その道具の使い方をマスターして下さい。
最低限必要な道具としては、
(ペーパードリップの例)
・細口のドリップポット
・ドリッパー
・ガラスサーバー
・ペーパーフィルター
・コーヒーミル
・キッチンスケール(量り)
・タイマー
でしょうか。
これらは道具ですので、メーカーによって仕様や使い勝手の違い、またカッコ良さも各社各様です。
先ずは、自分のおめがねに叶う道具を調達してみて下さい。
ちなみに、現在マスターが愛用している器具をご紹介しておきましょう。
・細口ドリップポット→カリタ 銅ポット900
・ドリッパー→ハリオ 円錐ドリッパー(V60)
・ガラスサーバー→ネットで見つけた無名メーカーのもの。マックス1000mlまで湛水出来る。
・コーヒーミル(電動式)
→カリタ ナイスカットミル
・スケール
→ハリオ VST-2000(タイマー付き)
ざっとこんな感じです。
○「ハンドドリップのこと」
マスターは基本、「ドリップの手法は各人各様のやり方で構わない」と、考えております。
常に味にブレのない均一なコーヒーを理想とするのなら、機械に任せるのがベストです。
しかし、ハンドドリップコーヒーとは、その呼び名の如く、人の手を介しての作業です。
故に、「ハンドドリップとは、各人が珈琲豆と真摯に向き合い、対話を交わしながら行う作業である」と心得ております。
淹れ手の目配りや手加減など、その人の五感、時には第六感さえも駆使しながら、その人自身の感性と所作で淹れるコーヒーであり、それこそがハンドドリップの醍醐味であると考えます。
ハンドドリップコーヒーとは、それだけ味に幅を持たせることの出来る手法、言い方を変えれば、味わいにその人の個性を落とし込める手法であると言えます。
大事なことは、
「私が手応えを感ずる一杯を淹れられるようになること」ではないでしょうか。
★「コーヒーの役割」
・珈琲は、コミュニケーションのツール
コーヒーは、コミュニケーションの有効な手段となります。
人と人との交流を取り持ち盛り立てる、おもてなしの優れた技術です。
・珈琲は、ライフワーク
コーヒーは、茶道や華道と並び立つほどの「道」、即ち、「珈琲道」でもあります。
ライフワークとして生涯に渡り追求の出来る奥行きの深く広がる「道」と言えます。
なので、引きこもりたい方にもうってつけです^ ^
・最後に、珈琲のことば
『コーヒーが我らのもとに来た。
このありがたい万能の飲み物。
胃によく 精神を活発にし
記憶力を強め
悲しむものを快活にし
傲慢になることなく
生きる意志を目覚めさせる』
(詠み人知らず 1674年)
『コーヒーの作用は活力を与える有益なものであり、
肉体的な活動のための力と頭脳的な活動での集中力の強化とに役立つということである。
穏やかな喜びをもたらすコーヒーの役割はきわめて重要である。』
(ボストン新聞 1923年10月18日)
さて、「ハンドドリップの実践」については、また次の機会に^ ^
〓弥生3月の笑間珈琲
★3/1(月) 臨時休業となります!
まことに勝手を申します。
ご了承のほどm(_ _)m
☆3/10(水)ありがとうの日
エマのお客様感謝デーです。
日頃のご愛顧に感謝を込めて、
ご来店の皆様に手作りお菓子をお振る舞いさせていただきます。