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エマ通信

2021.04.01

2021年エマ通信4月号(創刊152号)

2021年エマ通信4月号(創刊152号)

stay home with coffee part3.
〜ハンドドリップの実践〜
いよいよハンドドリップの実践です。
最初に、今回紹介する淹れ方は、あくまでも、現時点におけるエマのマスターの淹れ方であることをご承知置き下さい。
この淹れ方でなければ絶対にダメ、と言うつもりは毛頭ありません^ ^
実を言うと、マスターもその時々で淹れ方にはかなりの幅を持たせています。
マスターの淹れ方を足がかりにしてご自身のスタイルを確立して頂ければと思っております。

さて、今回の抽出法は、コーヒー豆に含まれる成分を余すところなく濾し取ることに主眼を置いた方法ですので、出来るだけ新鮮で良質なコーヒー豆を使わない場合には、美味しくないコーヒーになるかも知れません。
よって、豆を買うにしても豆のまま買ってきて抽出の直前に粉に挽くことをお勧め致します。

本題に入ります。マスターは、抽出の杯数に応じてあらかじめ使う豆の量と使うお湯の量を決めております。

コーヒー豆とお湯の使用量
  (エマの例)

1杯分 豆12g使用湯量200cc
2杯分 豆20g使用湯量400cc
3杯分 豆30g使用湯量600cc
4杯分 豆40g使用湯量800cc

豆の挽き目は、中挽き
ザラメよりも細かくグラニュー糖よりも荒いくらいでしょうか。
コツとしては、豆の使用量が増えるに従って挽き目を少しづつ粗くしていきます。

お湯の温度
ぐらぐら煮立った湯を使うのは、NG。
マスターは、90度前後まで湯冷ましをします。

▽一湯目=「蒸らし」
使用湯量 20%(1杯分200ccなら、40cc)

コーヒーの粉全体にお湯を万遍なく回しかけ、粉にお湯を含ませる作業です。
使用湯量全体の約20%のお湯を使います。
蒸らし時間は、30秒程取ります。

「蒸らし」は、コーヒーに「目覚め」を促す工程です。
コーヒーの粉はお湯に触れることでムクムクと気持ちよさそうに起き上がってきます。
この膨らみの正体は焙煎により発生する炭酸ガスです。
もし、粉が膨らまないようであれば、そのコーヒーは既に気の抜けたコーヒー、即ち、賞味期限切れのコーヒーということになります。
量販店で見かける綺麗にパッケージされて販売されている粉に挽かれた豆では、この膨らみは期待できません。

▽二湯目=ドリップ(抽出)
使用湯量 40%(1杯分なら、80cc)

蒸らしで起き上がってきたコーヒーの膨らみが落ち着いてきたタイミング(約30秒後)で2湯目です。
コーヒーの美味しい成分を最大限に濾し取るのがこの2湯目です。
お湯を粉の真ん中に垂直に落としながら円を描き、徐々に外側に向かって渦巻きを広げていきます。
慌てる必要はありません。
じっくりゆっくりと行って下さい。
使用湯量全体の約40%のお湯を使います。

▽三湯目=ドリップ(抽出)
使用湯量 40%(1杯分なら、80cc)
2湯目終了後、30秒程おいて3湯目です。
3湯目は、ヘリ(外側)からお湯を落とし始めます。
ヘリに沿って小さな渦を走らせて下さい。
予定の使用湯量に達したら差し湯を止め、後は1分間ほど待ちましょう。
1分後にドリッパーを外して下さい。

以上で抽出完了です。
質問があれば、いつでもマスターまで^ ^

〓卯月4月の笑間〓
『カクタスくんと仲間たち展(3D)』
背中にサボテンをしょった現代の恐竜カクタスくんと仲間たちが、カドマハスオに呼ばれてエマコーヒーに出現します。皆さんに微笑みと癒しをお届けしたい!〈by Mittan〉。

☆4月10日(土)ありがとうの日
お客様感謝デーです。
日頃のご愛顧に感謝して、ご来店の皆様に手作りのお菓子をお振る舞いさせていただきます。

☆4月17日(土)
『コーヒー&ライブ』
ミニライブを行います。
出演は、グリーンノーツ。
18:30開場
19:00開演
21:00完全撤収
ワンドリンク付き?1500.
8名様限定完全予約制です。