rolling stone
こぶしを固く握りしめて、オギャーと生まれて手のひらを開けてみたら、手の中に石があって、皆んなそれを毎日磨き続けている。
ある人は、何年磨き続けても石は鈍い石のままだった。
しかし石は角の取れた不思議な形になっていて、たくさんの人がそれを触りにやってきた。
磨き続けていると少しずつ石は姿を変え、光りだすかもしれないし、ユニークな形になるかもしれない…
もしかしたら割れてしまうこともあるかもしれないけれど、
割れた断面が美しい文様だった…そんなこともあるでしょう。
途中で投げ出した石にさえ、気がついたら美しいヒカリゴケが着生しているかもしれません!
そんな気持ちで人生を磨き続けて行く。
人生とは、自分だけの石を磨き続けること。
磨き続けていたら、いつかそれは自分だけの光り輝く宝石になっている。
☆写真は、二十歳の頃のマスター。この頃はサバイバルランドでベースを弾いていた。