EMA COFFEE LOGO

エマ通信

2023.10.31

2023年笑間通信11月号(創刊183号)

2023年笑間通信11月号(創刊183号)〜お陰様で18周年 ありがとうございます〜

「光さえも真っ直ぐに進むことの出来ない混迷の時代」。
なんの話かと言うと、この宇宙の誕生と成長の物語りです。
それは今から137億年前の出来事。
何も存在するモノのない無限の漆黒に突如として莫大なエネルギーのゆらぎが現れたかと思う間もなくそれが大爆発を起こしてこの宇宙が始まったと、宇宙の科学では語られます。
科学の記述を借りれば、
「無限の漆黒」は「虚時間の世界」、
「莫大なエネルギーのゆらぎ」は「インフレーション状態」、
「大爆発」は「ビッグバン」です。
この誕生の瞬間の宇宙の大きさは、
半径10??マイナス33乗cmという極々微小な点でしかなかったものが、10??マイナス34乗秒の束の間に急激な大膨張が起こり(インフレーション)、そこからエネルギーの凄まじい拡散(ビッグバン)が始まったと考えられています(皆さんついて来てくださいね^^;)。
当初、この原初の宇宙空間はあまりにも高温、高密度、高エネルギー過ぎたが為、あらゆる力のせめぎ合いとぶつかり合いが繰り返され、光さえも真っ直ぐに進むことの出来ない超ストレス状態にあったそうな(ほっほっー)。
ところがそんな状況にも、突如として終焉が訪れます。
正と負のエネルギーの激しいせめぎ合いの果てに終局、「光が直進出来る状態」となり、その刹那、宇宙に「晴れ上がり」という現象が生じます。
宇宙が晴れ上がるまでに要した時間が38万年。
本格的な宇宙の形成はここから始まることとなりましたとさ(とりあえずめでたし^ ^)。
この時に放たれた強烈な光の残像が観測可能な宇宙最古の光として「宇宙背景放射」と名付けられ、その観測データを根拠に宇宙の年齢は137億歳であると推定されています。
光にも、光が光として届かない、歪曲され捻じ曲げられ、その本来の性質を発揮出来ない不遇の時代があったのですね。
翻って人類の文明歴史は、たかだか6000年。振り返れば、いつの時代も分断と闘いが繰り返され、今だに目も当てられない状況が続いています(おい、大丈夫か人類?ヘタしたらボタン一つで滅亡だ)。
けれどそれでも、私は固く信じています。どんなに闇が深く世界を覆い尽くそうとも、光は光として突き進み、そして、人類の歴史にも必ず晴れ上がりは訪れると。
人の心はその光の何たるかを本当は誰しもが正しく知っていることを私は疑わない。晴れ上がりはある日突然訪れるかもしれない。
だから、未来は絶対に大丈夫。未来は絶対に明るい。
「遅くなっても待っておれ。主は必ず臨まれる」(ハバクク書2章3節)

〓霜月11月の笑間〓
今月の展示
【中村優里さんの写真展】
滋賀県出身の写真家。冬の琵琶湖をこよなく愛し、写真を撮り続けておられます。空や波や草木など、ファインダー越しに自然を表情豊かに切り取った感性溢れる写真の数々です。
今回のテーマは、『いつか忘れてしまうなら』。

★11月5日(日)KADOMA COFFEE FESTA
美味しい珈琲を飲みながら音楽に酔いしれる。(演者:関フィル/グリーンノーツ)
10:00~16:00 光亜興産本社ビル1F
コーヒーチケットが必要です。
前売り1,000円 当日1,200円
◎ミニライブスケジュール
 ◯関西フィルハーモニー管弦楽団様
 11:00〜11:45
 14:00〜14:45
 ◯グリーンノーツ
 15:00〜15:40

★11月10日(金)ありがとうの日
お陰様でエマも18周年を迎えました。日頃のご愛顧に心からの感謝を表して、心ばかりの贈り物をさせていただきます。

★11月25日(土)歌夜会
マスターの同窓生であるウクレレと漫談も達者な北田肇君と還暦ライブを行います^ ^
開場18時/開演18:30
参加費?1,000-
12名限定(要予約)

*臨時休業のお知らせ
11月20日(月)は臨時休業とさせていただきます。