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エマ通信

2011.10.14

mixiより

10月14日(金)
こんばんわ。久しぶりにマスターです。
このブログが始まってから、
mixiでの日記更新はご無沙汰になっていますが
久しぶりにmixiを開いて、過去の日記を辿りつつ
こんなこともあったなと懐かしく読みふけってしまいました。
来月で笑間は、まる6年を迎えようとしています。
その中でも
僕の一番好きな愛妻日記がありましたので
今日はその内容を載せたいと思います。
(2006年6月15日より)
雨の日はなぜかボーカルの楽曲を選んでしまう
雨降る日、それも今日のように
しとしと降る雨は
人の声がなぜか心のどこかにひっかかる
思い出にひたる感覚で
懐かしさにつつまれる…
『どうしてかな』
豆を選別するテーブルの横に縦て長の窓がある
店のBGMを聴きながら窓の外を眺めると
店先の梅の葉が雨だれに打たれ、
ふるふるとゆれている
野口雨情という名前は
雨の情(なさけ)と書いている
あらためて素敵だ。などと思う
あぁ、そういえば石垣島に居た頃
情(なさけ)は大事どぉ
島には情(なさけ)がある
人間、情(なさけ)を忘れては決してだめどぉ
といつもいつも云われていたなぁ
あぁ、それから島での牧場生活
雨に打たれた牛達は可哀想だった
雨の降る寒い日は子牛の死ぬことが多かった
さびしそうな牛の瞳を見つめ
涙ぐんだ雨の日を思い出す

ひとつのセンテンスから次々
いくつもの記憶の扉が開いていく

雨だれの音は脳のどこかを刺激して
心の扉も開いてくれるのだろうか

雨だれの打つリズムを快く感じながら
豆の選別に戻りましょう

お豆さん、遠い国から
我が店へようこそ、ありがとう

雨の日も悪くない