笑間通信2月号 その2
『Grand Generation』
日本は現在、高齢化社会へと
否応無しに突き進んでおりますが、
しかしながら、
快活でお元気なシルバーの方々を
身近に見るに付け、
とても頼もしい気分になります。
60歳を過ぎた方々の呼称として
一般に、「シニア」や「シルバー」
などが使われますが、
お元気な熟年の方たちには、
どこか違和感を覚える響きだなと
思っていたところ、
とある雑誌の記事で、
素敵な呼び名が紹介されていました。
それが「グランド・ジェネレーション」。
略して「グラジェネ」。
或いは、「GG」と呼ぶのも乙。
「高齢」などと言うと、
その対語として「介護」と言う
言葉のみ大きくのしかかって
来がちですが、
そうでは無く、「高齢」とは、
「経験値の高さ」であり、
「年輪」や「威厳」であり、
それはすなわち、
「上質や本物を理解する感性の高い、
本当の心の豊かさを持つ大人」、
と言うニュアンスで
用いられるべきと考えます。
知識や経験も豊かで、
蓄えもあるパワフルな世代。
それが「GG」。
そんなGG(ジジィとも読めますが…^^;)の皆様、
どうぞ日本経済を含め、
世の中を盛り上げて下さいませ!
笑間では今月、
そんなグラジェネの方々による
「水彩画五人展」
を開催しております。
村岡好弼先生率いる「絵筆の会」で
日々腕を磨く、
素敵な五人衆による
味わい深い作品展です。
老いてこそ 自由人。 (by日野原重明先生)