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エマ通信

2012.09.01

エマ通信 9月号 no.51 その1

エマ通信9月号 巻頭言より掲載いたします。

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『食と健康の事』

先日テレビで、コーヒーに入れるポーションミルクの事を「フレッシュ」と呼ぶのは関西人だけ、
と言う話題を紹介していました。
とても安価で日持ちもする
珈琲のお供として全国に普及する
便利で心安い代物です。
ところで、エマではこの所謂「フレッシュ」なるものはお出ししておりません。
なぜならば、
フレッシュはミルク(牛乳や生クリーム)とはまるで異なる加工食品だからです。
「フレッシュ」の正体、それは、サラダ油と水を混ぜ、
それを乳化剤(界面活性剤)で白濁させ、
増粘剤でトロミをつけ、pH調整剤で日持ちするように調整し、
仕上げに着色料や香料でよりクリームらしく仕立てたフェイク(もどき)商品、
その実体は、「ミルク風サラダ油」だからです。
エマとしては、やはりより自然由来の素材をご提供したいという思いから、
フレッシュは使わず、成分無調整の生乳をお出ししている次第です。

エマでは、白砂糖(精製糖)は極力使わず、
黒糖や粗糖、そしててんんてきの糖(果糖)を使っています。
糖質(炭水化物)は生きる上でのエネルギー源となるので必ず必要な栄養素ですが、
問題は、その過剰摂取です。
残念ながら食品メーカーのほとんどがこれでもかと云わんばかりに、
あらゆる加工食品に糖質物質を多用しています(缶飲料、スナック菓子等)。
過度の糖分摂取はすい臓に負担をかけます。
すなわち、血糖値を急上昇させ、インシュリンの過分泌を促し、
そのため低血糖症となりホルモンバランスを崩します。
特に子供においては、攻撃ホルモンと言われるアドレナリンが慢性的に分泌され、
結果、キレる子供を増やすことになります。
子供の心を守れるのはお母さんです。
食生活に配慮してあげて下さい。

            続く…