涙もいつかは甘露にかわる
列島全体が低気圧に覆われての
10月の始まりとなりました。
その影響かどうかは分かりませんが、
朝目覚めたら、
頭の中にこんなメッセージが届いていました。
「人は、打たれ、打たれて、また打たれて、
そして成長する、と覚悟を決めた方が良い」。
昨夜は特に、雨の打つ音、風の打つ音、
共に厳しく荒ぶっておりました。
秋の長雨。
今月は、何かしら試練に見舞われる月になるのかもしれないなぁ、
などと物思いつつ、であればこそ真珠の慈雨と為せるよう
足腰に力を入れて、雨にも打たれてみるかと、
気持ちを強く持とうと思います。
或いは、この月は、
誰かがどこかでさめざめと
涙を流しているのかもしれない。
ならば人に優しくする月ともしたいなぁ。
涙もいつかは甘露にかわる。
それを月の雫とも言ふ。
愛おしきは君が瞳の月の雫。