エマ通信11月号

自家焙煎珈琲笑間(エマコーヒー)は、
今月11月10日で開業10周年となりました。
2005年に産声をあげて以来、
ご地域の皆様をはじめ、
多くの方々にお支えを頂いたおかげ様のこの10年の歩みでした。
先ずは日頃からの皆様の変わらぬご愛顧に心から御礼を申し上げます。
誠にありがとうございます。
これからも笑間は、「笑顔のあふれる時間、空間、仲間たちが集う店」として、
ご地域の小さな灯し火となれますよう尚一層精進して参ります。

さて、つい先日の土曜日の朝のこと。
昼に夕に何かとエマに立ち寄ってくださる超常連のお母さんが、
「あんたとこ週末の朝はいつもお客さんがいっぱいや思て
遠慮してたけど、今日はえらい静かやなぁ」とおっしゃいました。
「いえいえお母さん、いつもこんなもんですよ。
ちなみにお母さんが本日第一号のお客さんです(この時点で既に11時過ぎ)。
モーニングにお客さんが来ない(ゼロ)なんてこと、
ざらにありますよ」とマスター。
「あんたとこパンもコーヒーも美味しいのになぁ。
皆んな味わからんねやわ」。
「いやいや、お母さんありがとう。
でもうちのモーニング少し高いし(500円)、
今は会社も個人も生活を防衛するのに精一杯なとこあるからね。
外食の頻度も減ってるし、
コンビニ行ったら100円でそこそこのコーヒー飲めるし、
しゃあないとこあるわなぁ」などと云いつつ、少し肩を落としてしまいました。
いろいろ考えてはみるのです。
例えばエマのモーニングが半額位で食べられたらどうかとか。
その場合、こちらも商いなのでやはり減価率を考える訳です。
今このデフレの世の中、行くとこに行けば例えば食パンが
一斤80円程度で買えるわけです。
それを半分に切って厚切りトーストとして出す。
そこにこれも廉価なマーガリンを買ってきてそのパンにたっぷり塗って差し上げる。
ついでに10個100円程度の激安卵を茹でて、一個お付けする。
コーヒーだってやり方次第では水のようなお値段で出すことが出来ます。
今の世の中、工業と物流の恩恵を駆使すれば
旨い早い安いは案外お手軽に手に入るものです。
超ファストフードの時代。ありがたい時代ではありますが、
その周辺でやはり深刻な弊害(健康被害等)が生じているのも事実です。
「食」に携わる者として、
今そういう事態に目をつむる人と真摯に向き合う人との二極化が
進んでいる状況を目の当たりにしている次第です。
エマのモーニングで使うパンですが、
これは開店当初から変わらずずっと
知り合いのパン屋さんから仕入れています。
国産小麦で無添加のしっかりカビの食う素朴な丸パンです。
その丸パンを丸々一個半割りしてトーストして、
純正のバターを塗ります(マーガリン=トランス脂肪酸 は断じて使わない!)。
そこに純粋蜂蜜(国産もしくはアルゼンチン産のもの)をおかけします。
卵は、最低でもグレードが中程度のものです。
珈琲は、言わずと知れた自家焙煎です。
クズ豆は仕入れません。全て産地や農園指定のアラビカ種です。
豆はいつも平均して焙煎後一週間以内の鮮度です。
それをご注文を受けてから豆を挽き抽出します。
珈琲に付け合わすミルクは成分無調整の牛乳にしており、
決して植物性油脂という名のプラスチックなミルクは使いません。
おかげでエマのメニューは原価がちと高いのです。
その結果としてのエマの値段設定となっております。
ママもマスターも性格上、納得のいかないものはお出し出来ないのです。
そんなこんなで10周年。今日滅びるのではないかと
いつも怯えながらのエマさんですが^^;
これからも皆様のご支援を何卒よろしくお願い申し上げますm(__)m

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