哲学する珈琲
「マスターはコーヒーの抽出の最中って、何を考えているのですか?」。
以前そう尋ねられて、一呼吸置いて、『重力。』と答えました。
当然、質問者は目を丸くしておりましたが。
これまで人に語ったことはほとんどありませんが、マスターの珈琲は、「重力珈琲」と自称しております。
この話をしだすと現代の理論物理学において存在界を律する4つの物理的力にまで言及せねばならず、長丁場となること必至なので、またいずれということにしておきます^^;
結論だけを申せば、
「珈琲で凡ゆるを統べる」
というのがテーマとなります。
それは、時間が空間と同じようなふるまいをする虚時間の段階にまで踏み込まねばならない概念。えらいこっちゃ>_<
マスターは実は、「孤高の哲学する焙煎士」でもあったのであった。(もちろん、なんちゃって、ですけど^^;)
ややこしい哲理は頭の中だけにしておいて、
今日も美味しいこの一杯のしあわせに感謝!