近郊の夕空

田の面の鏡をなんと言おう。

夕まぐれの山の端のかすみをどう描こう。

日暮れ空の移ろいの刻々を何をもって伝えるべきか。

水の匂い、風の湿り、土との接地面。

今、自然により慰めを受けている私は、

その対の事象として、

この私の存在の故に自然もまた私から慰めを受けているものと信じたい。

対象物を情感を持って味わい得る才こそが人の突出した能であるのなら、私の使命は、

対象を愛でること、味わうこと、喜ぶこと、そして感謝すること。

私が私として今ここにすでに存在してしまっているものとしての私が、それらを受け止めることの意義を考える。

神なる存在に思いを馳せながら、味わい尽くす事の大事を思う。


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