夢の話
こんな夢を見た。
立て髪靡かせて、こっちにまっしぐらに走ってくる四つ足の動物。
まさかと思って見てたら、そいつはやはり雄のライオン。
「ひゃっ、百獣の王やん??」
逃げ場を探すも、そこはどっかの長閑な大きな広場でどこを見渡しても隠れる場所なんてない。
しかもその場に居るのは、俺一人だけ(さっきまでママおったはずやのに)。
唯一、木造りの大きなテーブルがあるものの、そんなもんの下に隠れても、俺は絶対食われるやん!
どうしよう、逃げ場ないぃと焦るも、ごっつい勢いで向かってくる百獣の王!
俺はその時なぜだか柄の長いお玉(しかもステンレス製)を持っていて、その杓のところにはなぜかタオルが詰まっていたのやが、もうそれを武器に戦うしかない。
でもこれって絶対あかんやん!こんなんで勝てるわけないやん!
あかんねんけども、もう腹くくって戦うしかないからテーブルのところでお玉握り締めて待ち構えてたら、
案の定、テーブルの上に勢いよく飛び乗ってビタッと立ち止まる王!
もうしゃあないから怖いけど目つぶってお玉の先で立て髪突いてやったら、へっ?めっちゃ気持ち良さそうにしよるがな??
慌てて首筋撫でてやったら今度は腹まで向けてきよる。
「お、お前は犬か?百獣の王よ??」
待てよ、ライオンって確かネコ科や言うし、案外人なつっこいもんなんか?
めっちゃ楽しそうにじゃれとるがな。
でも待ってくれ。これはこれでいつまでじゃらさなあかんのやろ、どないしよ、と別の恐怖を感じ始めて目が覚めました。
結構汗びっしょりかいてました。
ほんまマスターが獅子座生まれやから言うてそんな夢見るか?しかも誕生日直前のタイミングで。
まっ、「還暦を前にマスター百獣の王を従える」としとこか。びびりながらやけど^^;
そんなことで、マスター無事に還暦(数えで)となりました。
皆さまこれからも仲良くしてやって下さいませ^ ^