願真慶真灯明大師
昨日は、人伝に寄せられた突然の訃報に狼狽えてしまった。
これまで曲がりなりにも音楽に深く関わる人生を送ってきたマスターをはじめ、繋がり合う音楽仲間らは皆んな一様に大変なショックを受けているに違いない。
彼の名前は、西岡 真さん。
生まれも育ちも東京で、ずっと慶真塾という名の学習塾を経営されていました。
「ドバドバさん」だとか、「塾長」とかの呼び名で誰からも親しまれていた好人物。
来阪の折には私の店にも必ず欠かさず立ち寄ってくれていた。
とにかく朴訥で温厚で物腰柔らかでいつ見てもそのお顔には笑みがさす、そんな人だった。
ヤクルトスワローズ(特に土橋選手)の熱烈なファンで、
河島英五に繋がる仲間たちにはいつも篤実なお付き合いをたまわり、
有名無名関係なく自分が良いと思うものを一生懸命に応援する、
そんな篤実を絵に描いたような人でした。
西岡さんからエールをもらい続けていた人はかなり多いはず。
私もその中のひとりでした。
西岡さんのsnsを覗いてみたら、ほぼ毎日、誰かを応援する為の記事ばかり発信し続けていました。
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遅ればせながら昨晩、東の空に向かい手を合わせました。
冬の夜空には真円の月が冴え冴えと笑む。
西岡さんの面影を見るように思える。
優しい灯りを手向け続けて下さった人。
無償の応援隊長。
西岡真さん。
私は、願真慶真灯明大師とお呼び致します。
どうぞお安らかに