プゥーリー(豊年祭)
7月15日(金) 十五夜お月さん
八重山では、豊年祭のことをプゥーリーと云います。
この季節、故郷八重山では、各地で豊年祭が行われます。
各村の御嶽[(うたき)神様が宿るところ]にて豊年祈願を致します。
豊年祭では、旗頭がやはり最大の見せ場ですね。
旗頭を持つのは、全て村の男衆。
旗頭の支柱を腰で重心をとりながら支え、しっかと旗をなびかせます。
支柱は直径10センチ以上ある孟宗竹を使います。
旗はそびえ立つほどに高さもあるので、かなりの重量なのですが、
風が吹いても、バランスを崩さずに
天に向かって掲げ続け、練り歩く姿は、勇壮。
「サーサー、サーサー」の掛け声も
私はとても好きでしたね。
のぼりの旗は、それぞれの村で、染め抜かれている文字が違います。
我が真栄里村では、「天恵」です。
また旗頭の装飾は、マスターの本家のにぃにぃの手作り。
そして、旗頭のバランスをとるのが1等上手いのは、
やはりマスターの一族でしょう(笑)
小さい村の祭りですので
それぞれの血筋の特徴が
祭りの時に出たりするので、その血統の特色を知ってみると
また違った味わい方が出来ます。
豊年祭の時ではないのですが
石垣島まつりのパレードでの各村の旗頭の映像がありました。
旗頭の飾りや高さがわかりやすいので
アップ致します。
真栄里の旗頭は2番目です。