Mama's Diary

今月のマンスリー企画は、
「ちょこっと八重山物産展」。
台風一過の西表島から
甘い香りも爽やかに
ティダの恵みを寿(ことほ)ぐ
スナックパインが届きました*\(^o^)/*
西表島に住吉という集落があります。
そこでパインを作り続けて半世紀になる
パイン篤農家、川満農園さんからの逸品。
実は、マスターのとても近しい親戚です(^^)
スナックパインですので、
甘みと果肉の柔らかさが特徴です。
手でちぎりながら
お菓子のように食べられるところから
この名前が付きました(^^)
少し小ぶりのパインですが
味は間違いありません。
一個300円で販売中!
http://www.yasigani.net/tokusan/pain/

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日本のクラシックギター製作の名工と言えば、
松岡良治氏(1924-2012)です。
日本でも老舗のクラシックギターブランドとして
今も人気があります。
今回その松岡ブランドのモデルNo.30を入荷しました。
製作年代は1980年代頃でしょうか?
詳細は、不明です。
ただ、かなりの美品です。
松本ギター工房の松本氏のメンテナンスで
名器としてすっかり蘇りました。
特に低音が腹を打つ程に鳴ります。
高音も粒立ちの良い音を響かせます。
初心者から上級者まで満足させ得るギターだと思います。

今回は、とても作りの良いソフトケースが付いて
お値段 28000円で販売致します。
興味のある方は、エマまで
試し弾きしに来て下さい。

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「いつ(五)の世(四)までも受け継ぐもの」

マスター、先月初めて六連休を取り、
生まれ島である石垣島に帰省をしました。
お客様には大変ご迷惑をおかけ致しましたこと、
先ずはこの場を借りてお詫び申し上げます。

さて、マスターが石垣島で生まれたのは1963年のこと。
その時代はまだ沖縄全体がアメリカの統治下にあったので、
と言うことはもともとマスターは
America 国籍の人だったわけですね、Oh、Yeh!
もちろん今も昔も英語は、からきしダメですが^^;
でもね、ウチの家では小学校にあがるまで、
冷や水のことを 普通にアイスワーラーと
言ってました(^^)

ウチの父親が一大決心をして
家族全員を引き連れて大阪に出て来たのは、
マスターが2歳の時でした。
ですので、マスターが物心ついた頃には
既に大阪にいたわけです。
それ以来、ずっと大阪で育ちましたので、
わては関西人でおまっ( ´ ▽ ` )ノ

マスターが小学校一年生の春休みに
初めて家族全員で里帰りしたことがありました。
当時はまだ沖縄が本土復帰前だったので、
パスポートが要るは、予防接種(たぶんマラリア予防)も必要、
円を$(ドル)に両替(1ドル=360円時代)しないといけないしで、
手続きが大変だった事を覚えています。
今から43年も前の話です。
あの頃はまだ石垣までの直行便なんてなかったので、
那覇で乗り換えて、双発のプロペラ機(当時の南西航空)で
石垣島に渡りました。

父親が生まれ育った所は、
島の南岸に位置する真栄里と言う小さな集落。
村に足を踏み入れるなり、
そこかしこから「永金(えいきん←父の名) 帰ったね!」と声をかけられ、
「永金のファー(息子)ね!」と、
たくさんの村人に抱きすくめられて歓待されたのを覚えています。
丁度サトウキビの収穫の時期で
あちこちのサトウキビ畑を歩き回りながら
自分の帰省を知らせて回る嬉しそうな父の姿が
今も焼き付いています。
あの時代は、本当に自然が豊かでした。
もちろん今でも島は美しいけれど、
マスターの幼い記憶を掘り起こして比較をした時、
その彩度の違いは歴然ですね。
海のグラデーション、
その透明度合い、
泳ぎ回る熱帯魚の種類と数、
珊瑚の規模。
手付かずの圧倒的なスケールの自然が広がっておりました。

1972年に本土復帰が果たされ、
以来、日本の高度経済成長の波に揉まれて、
沖縄も随分と開発が進みました。
ウチの父も母も大阪で遮二無二働いて
僕ら(姉と私)を養い育て、
小さな持ち家も建てて、
ようやく定年を迎えた次第です。
定年後間も無い頃は、あんなに石垣には帰らんと
言い張っていた両親ですが、
70歳を越えたあたりから望郷の思いが募って来たようで、
結局、8年前にUターンを果たしたのでした。
そんな父も今、80の齢を越えて
数年前から認知症を患うようになってきました。
今の所は母の介護の下で、
なんとか日常生活をこなす程度には出来ております。
ありがたいことに体はすこぶる元気です。
島の空気と食べ物がよっぽど合うのでしょうか。
背中はシャンとしているし、
体の筋肉も驚異的な位しっかりしているし、
力仕事ならマスターも敵わない程です。
時折まだらにマスターの顔を見ても
誰だか思い出せず混乱する事もあるようですが、
なんとかまだ記憶の糸は途切れずにいるようです。
そうですね、身体的にはあと20年は元気かも。
記憶の方は残念ながら、海の向こうのニライカナイへ。

そんな父に、周りにいる私たちがサポートしてあげられること。
暮らしの一コマ一コマを少しでも充実させてあげられるよう。
笑顔で心楽しく暮らしを送れるよう。
たとえ記憶が抜け落ちてしまうとしても、
情の味わいの豊かさを最後まで感じ取ってもらえるよう。

今回の帰省中、父を幾度となく屋外へと連れ出しました。
ヤームトゥ(本家)へのウートートー(霊前に手を合わすこと)、
友人が招いてくれた食事会、
カラ岳〜玉取崎ドライブ、
梅雨明けの真栄里の海辺への散歩など。
父の場合、その都度素直に陽気に楽しんでくれる
ハッピーなボケなので助かっています。

さて、今回の帰省でマスター、お宝を一つ
島から持ち帰りました。
それは、三線(琉球蛇皮線)です。
ご存知の方も多いかもしれませんが、
沖縄では家ごとに代々受け継がれる三線が
床の間に飾られております。
ウチの父には男兄弟が5人いて、父はその四男坊なのですが、
たまたま父しか三線を弾く者がいなかったので、
自然と父が受け継ぐこととなりました。
そして、その父ももはや(高齢のため)三線を弾くに能わず、
結果、仲大盛家の三線を引き継ぐのは
マスターしか居ないというわけです。
マスターはギターで弾き語りをするし
沖縄音楽も好きだし、
きっとお茶の子さいさいで三線が弾けるように
なりますよと、
皆さんに言われるのですが、
これがそんなに簡単ではありません。
なんちゃってレベルならそれなりには弾きますが、
マスター、工工四(クンクンシー)全く読めないし、
何よりも、向こうの民謡の節回しや発声法、
これが至難の技なのです。
西洋音楽に慣れ親しんだ者には
太刀打ちの出来ない土着の感性とでも言いましょうか、
要は「島唄のアイデンティティ」ですね。
それはそう簡単に掴めるものではありません。
きっとライフワークになることでしょう。

八重山の伝統工芸品に「ミンサー織り」という綿織りがあります。
五数と四数を表すマス目柄が延々と織り込まれている絣の織物です。
この「五」と「四」を営々と繰り返すことで、
「いつ(五)の世(四)までもこの想いは変わりません」
という意味を表しますので、
想いを伝える織り物として八重山では昔から重宝されてきました。
老いるということ、
時代を生きることの意味、
暮らしを成り立たせる努力、
生活の見通し、
価値観の置きどころ、
生きてく労苦…。
人は、日々去来する数多の想いを抱え込んで生きていきます。
マスターも類に漏れず七転八倒の日々ですが、
今回の帰省を終えて時折、
島の風情を思い起こしては立ち止まることにしています。
いつの世までも受け継ぐもの、それは島の情愛。
島唄を唇に三線を奏で、
島の美ら海 美ら人たちを心に思い起こし、
そんないつの世までも変わらぬ島の情愛を励みに
今日も美味しい珈琲をお淹れしたいと思います。
ミンサーの文様を眺めつつ。

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本日3/10(月)。
マスター、迂闊にも
今日が「ありがとうの日」だということを
今日の朝まですっかり忘れておりました^^;
己の健忘体質に驚きです!
で、ママに頑張ってもらって、
超高速でお振る舞い用のクッキーを
焼いてもらいました(^^)

ホッ(^.^)
としながら、もしやと
指折り振り返ってみたならば、
ひょっとして、もしかして、
今日の「ありがとうの日」って、
丁度100回目!
ありがとう(10)が10回重なって、
キングオブアリガトウ、やん??
マスター、不覚を取りました(^^;;
いやはや、手遅れですが、
襟を正して申し上げます。
こうしてお店を続けてこられたのも
支えて下さいます皆様方のお陰です(*^^*)
この場を借りてお礼を申し上げます。
ありがとうございますm(_ _)m
これからもどうぞよろしくお願いします^o^

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逃げる二月。
早、三月の訪れ。

今日は一日中雨でしたが、
気温は高めで、
四月上旬の気候だということです。
昨日辺りから、
一気に春の陽気が
芽吹き始めた感じがしますね。
花粉やら汚染やらには閉口しますが、
春の芽吹きは、歓迎です。

休日である今日、
吹田某所の老人介護施設へと
慰問コンサートに出かけておりました。

もちろんマスターが出演者としてです。

「慰労と伝達の世代間交流」をコンセプトに
自身のライフワークとして
音楽活動をしている最近のマスターです。
少しづつですが、
出演の依頼を頂くようになってきました。

人生の大先輩である
お爺ちゃま、お婆ちゃまを前にして、
昭和の名曲を弾き語るのですが、
こういうの案外マスターは得意かもしれないと、
僭越ながら、手応えを感じている次第です。

「歌は世につれ世は歌につれ」
と言います。
今の時代はどうか解らないけど、
昭和は確かにそんな時代だったんだと思います。
歌を通じた時代の共有感、
そんな共通認識が確実にあったように思います。

昭和のあんな歌、こんな唄を歌うと
皆さんの表情がぱっと明るくなります。
普段動かさないであろう筋肉が
大きく楽しげに緩んでいます。
大きな手拍子とスウィング。
笑顔の合唱。
思い出に浸る眼差し。

車椅子の方々も多い中、
お別れの際には
わざわざ握手を求めて下さいます。

「またお会いしましょうね。
それまで絶対に元気でいて下さいね^o^」

お一人お一人と握手、或いはハグしながら、
人生って愛おしいと
その味わいに感謝をするマスターなのでした。

「本日の演目」
襟裳岬
白いブランコ
空に星があるように
上を向いて歩こう
19の春(マキエさんの三線とコラボ)
島唄
すべての人の心に花を
黄昏のビギン
琵琶湖就航の歌
蘇州夜曲
愛燦燦

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歌夜会第49夜

2月15日土曜日夜7時。
エマ恒例の歌夜会が開催されました。
今宵のメインゲストは、
リュート奏者の小出智子さん。

「リュート」〜 西洋古典弦楽器。
あまり馴染みの薄い楽器ですが、
ギターや枇杷の親戚とも言える弦楽器です。

マスターも今回初めてリュートの音色を
体感しました。
心に染み入る癒しの音色でした。
喩えるならば、
キャンドルの炎の揺らぎを眺めているような、
そんなナチュラルなバイブレーションが
空間を満たしてくれました。

そんなリュート奏者の小出女史ですが、
目茶苦茶楽しいお姐さんでしたね^o^
でもメンタルは、超ネガティブなんだそうです^^;
ホンマカイナ?

小出姐さん(マスターより年若ですが)の面白トークに誘われて、
お陰様でとても愉しいひと時となりました。
小出さん、ご出演本当にありがとうございました*\(^o^)/*

以下に、当日のセットリストです。
今回の選曲のテーマは、「待ち望む春」

1.なごり雪
2.襟裳岬
3.春よ来い

リュート演奏コーナー(約30分) 小出智子さんソロ

4.竹田の子守唄
5.小さな空
6.見上げてごらん夜の星を

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昨夜、随分と遅遅になりましたが、
石垣島から無地に帰って来ました。
大阪との気温差に身体が慣れるまで
少し間がかかりましたが^^;
こっちの寒いこと!
向こう石垣は、常時20度はありました。
早速今日から営業再開のエマさんです^o^
で、本日は「歌夜会第49夜」です。
リュート(西洋の古典弦楽器)奏者の
小出智子さんの素敵な演奏が愉しめます!
勿論、マスターも歌いますよ。
新しく仕入れて来た沖縄の器(ヤチムン焼き)も
お目見えです。

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昨年の珈琲屋としての重大事件の一つが、
話題の「コンビニコーヒー」です。
なんと、日経トレンディ誌が選ぶ「2013年ヒット商品ベスト30」の中で、
堂々の1位を獲得しました。
夏の頃、エマのお客様の中からも、
「セブンイレブンのアイスコーヒーがめっちゃ美味しいねん!」
という声も聞きました。
値段を聞くと、なんと100円??
マスターもさすがに気になったので、
こっそり飲みに行って来ました。
そして、100円でこの味なら申し分ないと思いました。
このコストパフォーマンス。
正直、ヘタな茶店で飲むんだったら
味に関してならばコンビニコーヒーの方が
よっぽど満足いくのではないでしょうか。
これは、珈琲屋としてはやはり事件です。
ファストフードの雄であるコンビニにおいて、
コーヒーの価格破壊がここまできたかと思いました。
方や、我々珈琲専門店の側としては、
これはもうスローフードの路線を究めるしか手はありません、
というのがマスターの判断です。
そこで、本年から笑間で始めた事。

「コーヒーの抽出法をペーパードリップから
ネルドリップに変えました」

ネルドリップ→コットンフランネル(柔らかい綿織物)で作った濾し袋の事です。

このネルドリップ、
どうせだったらこだわって手作りしようと思い、
オーガニックコットンで生成りのネル生地と
同じくオーガニックの生成り糸を仕入れて、
縫製は勿論、困った時の強い味方、我らが頼れる兄貴分、
小間物屋敏兵衛ことトッピーさんにお願いしました^o^
すると、流石兄貴。
申し分のない濾し袋を作ってくれました*\(^o^)/*
勝手ながら、「トッピーネル」と命名させてもらいました。

さて、珈琲を飲みつけてくると
最後はネルドリップに行き着く人が実際多いものです。
マスターもネルドリップの珈琲が一番美味しいと感じます。

では、ネルとペーパーでどこが違うのか?
ペーパーの利点は、その簡便性にあります。
ドリッパーに手早くセット出来て、
ドリップ後はポイと捨てるだけ。
方やネルの場合、
煮沸して水洗いして冷蔵庫で保管して、
という衛生管理のサイクルを繰り返さないといけません。
そして、使用限度もあって、最長でも30回位まででしょうか。
何かと手間がかかるので敬遠されがちです。
しかし味わいに関して言えば、
軍配はやはりネルだなと、マスターは思います。
嗜好は人それぞれなので断言はしません。

ペーパーはその素材(紙)故の宿命があって、
先ず、オイル分(油分)をとても良く吸着してしまいます。
珈琲豆には焙煎の過程の熱反応で多少の油分(コーヒーオイル)が生じます。
ご存知の通り、この油分というのは実は
旨味を構成する重要な構成要素となります。
そのオイル成分をネルの方が通し易いのです。
また、アロマ(香り成分)についても
同様の事が言えます。
あと、ペーパーには特有の紙臭さがあって、
やはり気になります。
あとは推測ですが、
素材の違いから来る、
メッシュ(穴目)の構造的差異によるところも
味わいの違いを決定付けているものと考えられます。

いずれにせよ、我々は我々のやり方で、
珈琲店としてのクオリティーを高めつつ
精進してまいります。

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「勝手に杮落とし」と銘打って開催致しました
新自治会館のお披露目コンサートですが、
盛況のうちに終えることが出来ました。
ざっと40名ほどの皆様にご参加頂きました。
ありがとうございました(*^_^*)

ちなみに、マスターの演目です。

1.空に星があるように(荒木一郎)
2.白いブランコ(ビリーバンバン)
3.学生街の喫茶店(ガロ)
4.19の春(田端義雄)
5.黄昏のビギン(水原弘)
6.琵琶湖就航の歌
7.愛燦燦(美空ひばり)

松本吉夫先生とのコラボ

1.酒と泪と男と女(河島英五)
2.街の灯(堺正章)
3.涙そうそう
4.星影のワルツ(千昌夫)

改めて感じたことは、
昭和の歌は偉大です。

とっても愉しいひと時でした(^。^)

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