Master's Voice

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この世界には、
絶妙のコンビネーションと呼ぶに相応しいものが、
そう言う関係性というものがあるものです。

特に、飲食の分野では、
それが味わいという具体的な味覚の印象として
感知されます。

お新香と炊きたてご飯であったり、
あったかいミルクとドーナツ、
レモンと蜂蜜、
ツナとマヨネーズ、
柿の種とピーナッツ、
きな粉わらび餅とバニラアイス(エマのメニューにあります)etc.
中には、バニラアイスにお醤油!
と主張される方もおりますが、
もちろんこういうのは、人それぞれなので、
アリだと思います!

で、本日の home made cake なのですが、
「抹茶と小豆」のコンビネーションケーキです!
これぞ和の真骨頂。
定番中の定番とも言えますが、
この飽きの来ない味わいのハーモニーは、流石です。

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世界にはハーモニーがある、という事の仕合わせ。

響き合って、共鳴し合えること。

先ずは、目の前の人とそうありたい!

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台風18号の影響下。

そぼ降る雨の 日曜喫茶。

空き席に 商い閣(お)いて、

店主 飽かずに 耽読に遊ぶ。

雨の日もまた楽し。

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珈琲の抽出に興味津津のお客様がたまにいらっしゃって、
マスターが珈琲をドリップする様子を
カウンター越しに食い入るように眺めておられます。
そして、珈琲にお湯を刺す時の豆の膨らみを見て
「珈琲ってこんなにも膨らむものなんですね。流石ですね。」と、
しきりに感心なさいます。
そこでマスターはこう応えます。
「この膨らみのカラクリをお教えしましょうか(ニヤリ)?」と。
「そう、この中には実はある魔法の粉が…」
なんて軽口飛ばしながら、お答えします、豆が膨らむ本当の理由。

「焙煎して間がない新鮮な豆(目安として焙煎後3週間以内)で、
しかも粉に挽いたばかりの(粉砕したての)豆を使えば、
誰がドリップしようとも必ず膨らみます。
その条件さえ守られていれば、種も仕掛けもありませんよ」。

ドリップの熟練者であろうとなかろうと、
古い豆を使えば、この膨らみは全く期待出来ないのです。

この膨らみの正体は、焙煎という熱反応の過程で生じる
焙煎豆の中に閉じ込められている炭酸ガスなのです。
ガスですから当然、より広い世界に飛び出そうと
常にムズムズしている訳です。
従って、時間の経過と共に徐々にガスは抜けてしまいます。
そして一度豆を粉砕してしまえば、一気にそのガスは放出されてしまいます。
しかも珈琲の命とも言えるあの馥郁な香りと共に;_;

ですから、珈琲屋は切なる思いで皆様にお願いするのです。
「コーヒーミルを買って下さい!」と。

よく粉に挽かれた珈琲豆が、1年もの賞味期限が付けられて
平気で店頭に並んでいるのを見かけますが、
珈琲屋としては、胸が張り裂ける程痛みます。
あり得ん(>_<)と。 珈琲は生鮮食品であると言う認識の欠如した デリカシーの欠片もないパッケージ商品。 もう一度、言わせて下さい。 「珈琲は生鮮食品です。 その寿命は、豆の状態でせいぜい1ヶ月、 粉にしてしまえば、せいぜい1週間が限界です。」 珈琲で胸焼けするとか、 気分が悪くなるとか、 味が酸っぱいとか、 これらの原因は、焙煎豆の鮮度の問題が疑われます。 さて、珈琲をドリップする時の あのふくよかな膨らみを毎度眺めながら、 珈琲の抽出の極意とは、つまり、 この泡の膨らみとの対話なのかなと思わされます。 「美味しい珈琲の淹れ方」と題して、 巷では書籍や教室が溢れています。 温度は○度で、 注湯は○回で、 のノ字を描きながら、 ○分以内で、云々。 どのメソッドもごもっともで、 難癖を付けるつもりもありませんし、 最低限の基本というものは勿論必要です。 その基本のメソッドを踏まえた上で、更にその先には、 まだまだ開拓すべき領域が広がっていることも 忘れてはいけないと思っています。 注ぐ湯の一雫が、 渦を作り空気の流れを呼び込み、 それが契機となって 珈琲の息遣いが始まる。 注ぐ雫は染み入りながら、 数多の息吹を身に纏い、 凝縮された一滴となって 割賦を満たす。 願わくば、 その一杯の珈琲が、 その人を満たしますよう。 20130910-183641.jpg

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ジブリ映画、「風立ちぬ」。

この映画に関して、賛否が渦巻いている、
と聞きました。
マスターも先日、ママと二人して
鑑賞してきました。
そして、マスターの感想はすこぶるシンプルです。

余韻の深い、美しい作品だ、と。

飛行機に憧れる主人公堀越二郎が少年時代に見た
イタリアの飛行機技師カプローニ伯爵との
出会いの夢。
全てはそこから始まります。
そして、目覚めたあと、母親にこう宣言します。

「お母様、僕は美しい飛行機を作ります」、と。

対する母親の言葉がイカしていて、
余計な言葉は一切挟まず、

「そうなの。しっかりやって御覧なさい」

とだけ答えます。
それ以来、主人公は寝ても覚めても

「美しい飛行機を作る」

と言う夢を追い続けます。

貧乏学生時代には、サバの味噌煮定食を
馬鹿の一つ覚えのように食べ続けながら、
サバの骨の曲線美を
如何に飛行機の骨組みに活かそうかと
思案に暮れる程の没頭ぶりでした。

そして、ついに飛行機技師としての職を得ます。
ところがその時、時代は折しも富国強兵。

当時飛行機は、新しい火力(武器)として、
軍事的な機能の向上が求められていました。
ですから、二郎も否応無しにそう言った方向に
加担せざるを得ない状況を生きます。
しかしそんな状況にあっても、
常に二郎の胸の内にあった思いは、

「飛行機は美しい夢。
自分はその夢に形を与えるんだ」

と言う揺るがざる信念です。

この「美」を探求する想いの強さ、深さ、
その純度の高さ、
それこそが、二郎の人生を形作る上での核心となっており、
この作品の根幹を占める重要なテーマである、と思います。

その二郎の純真な想いが、儚くも美しい
里見菜穂子との恋を引き寄せたのだと、
マスターには思えるのです。

菜穂子は、結核を患い
自分の命が長くないことをよく分かっている立場です。
二人に残された時間が限られている中、
二郎の上司夫妻の仲人の下、誰の参列も無い中、
結婚式を挙げます。
この時の上司夫妻の口上がとても良かった。
結婚とは本来、
第三者の執り成しを必ず得るべきものであると
思わされる場面でした。
でなければ、天に繋がらないと。
結婚とは本来天の公認が必要で、
二人の好き勝手だけでは認められないもの、
なのではないでしょうか。
そういう意味でも、
信頼の置ける人生の先輩が居てくれた二人は、
幸せでした。
この上司の役割はとても大きなものであったと思います。

「少年よ、まだ風は吹いているか?」

全編を通じて何度も投げ掛けられるこの言葉はきっと、
監督の宮崎駿自身に向けられた言葉でもあり、
この映画を観る人の心に
深い余韻を残すフレーズとなっていると思いました。

究極、人生とは、愛と美の循環である。
そんなことも感じさせられました。
欲得を超えたところで、
純真に己の美学に邁進する生き方。
それが二郎に一貫した生きる姿です。
そこに清々しい共感を覚えます。

私事ではありますが、
マスターもまた、
一杯に込める珈琲と言う名の美学を
追い求めているつもりです。

美の創造こそが人生の醍醐味です。
それを達成するための基本は、
自分の人生の現実を受け容れること。
但し、無理矢理、嫌嫌では無く、
愛や感謝の思いで受け止められるよう。

そんなことを思いながら、
深い余韻に浸った秀作でした。

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8月に入って、今日は早7日。
来週は、もうお盆です。
ちなみに、本日は立秋。
暦の上では秋の始まり。

「夏雲は岩の如く、秋雲は砂の如く」(正岡子規)。

天気予報では、猛暑がピークを迎えるとのことですが、
お空を見やると、
意外と、刷毛で掃いたような砂雲が、
見え隠れしているのかも。

皆様、お身体ご自愛の程m(_ _)m

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親世代に慰労を、平成世代に伝達を。
昭和の名曲を歌い継ぐ世代間交流バンド、
アコースティックE-MAnの
出張LIVEに出かけておりました。

このE-MAn、昨年の秋に結成して以来、
コツコツと地道に活動しておりますが、
ここ最近、少しづつですが、
出演以来のオファーが舞い込むようになりました。
ありがたいことです。

昨晩は、大国町のダーツバー、
BAR has san(バーハズサン)さんで
ワンステージつとめてまいりました。

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季節柄、昭和の夏歌という事で、
「恋の季節(ピンキーとキラーズ)」
「お嫁においで(若大将)」
「ベンチャーズナンバー」等の選曲で
演奏してきました。
マスターと同世代の方が多くいらっしゃったこともあって、
一緒になって口ずさんでくれたり、
手拍子を頂いたり、
最後はアンコールまで頂き、
ただただ、お客さんのウォームハートに感謝です。

楽しく演奏をし終えて、
なんだか今回は、
もっとパフォーマンスのクオリティを上げなければ!と、
ますます闘志に燃えたE-MAnなのでした。
マスターにしろ、相棒のテルにしろ、
いつもほぼぶっつけで本番に望んでいる現状で、
それはそれで、スリリングなのですが、
やはりお客様あっての音楽なので、
より楽しんでいただくための技量を
もっと磨かねば、やはり失礼にあたります。
今回の場合、一応ギャランティーを頂いている以上、
プロとしての意識で、もっと良い演奏が
出来るように、
もっと練習しようと思いました。

さて、アコースティックE-MAn、
今週の土曜日も(8/3)、またまたアウエイでLIVEです。
場所は、喫茶味香さん(電通高校正門のすぐ並びです)。
夜の7時開場です。
エマでもご予約承っております。

「夏を盛り上げる島唄LIVE」

と題して、第42夜目の歌夜会、
お陰様で満員御礼の中、
無事に楽しく終えることが出来ました。
今回は、なんと遠く福井県から
わざわざこの日のためにお越し下さった
なんとも奇特な方がいらっしゃったりと、
いつもにも増して
気合の入った歌夜会となりました。

オープニングアクトのトップバッターは、
最近知り合ったばかりのほのぼのパパさんが、
弾き語りでJAZZの名曲「all of me」を
憂歌団バージョンで歌って下さいました。
おだやかだけどしっかり主張の感じ取れる
とてもいいボーカルを聞かせてくれました。

二番手は、大分と顔馴染みになってきた
Yassan による弾き語りです。
いつものR&B系で始まるのかと思いきや、
なんと今回は
日本の名唱歌「ふるさと」で始ったのでした。
これには意表を突かれましたが、
なかなかの名唱で味わい深く聞かせてもらいました。
Yassanこのところの田舎暮らしの好影響か、
着実に腕を上げてるね!

三番手は、マスターです。
昭和の夏のヒット曲という事で、
「恋の季節(ピンキーとキラーズ)」と
「お嫁においで(加山雄三)」を歌いました。

そして、今回のメインステージは、
大城タカニィによる島唄三線LIVEでした。
タカニィは鳩間島出身の生粋の島人、
マスターの近しい親戚の兄さんです。
流石は、native。
発声と声の艶はホンマもんのウチナンチュでした。
最後は、カチャーシィで大盛り上がりの中、
楽しい宴となりました。

ご参加頂いた皆様、
そして出演してくれた唄者たち、
ニーファイユゥ!!

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LIVEの模様を一部youtubeでお楽しみ頂けます。

皆さんは、「鳩間島」
をご存知でしょうか?
八重山諸島の表玄関、
石垣島から高速艇に乗って約40分。
西表島の北前に位置する
周囲わずか一里程(約3.9キロ)の小島です。
最近では、TVドラマ「瑠璃の島」の舞台として
有名になりました。

沖縄では、
神の島と称される島が二つあって、
一つが、久高島、
もう一つが、鳩間島なのです。
どちらかと言えば、
鳩間島は音楽・芸能の神様でしょうか。
とにかくこの島の出身者には、
歌と踊りの名人が多い。
鳩間島の系譜から、
例えば、夏川りみが輩出していますし、
BEGINのギタリスト島袋優、
若手民謡歌手の鳩間加奈子もそうです。
実は、マスターの母親が生粋の鳩間の人で、
上の唄者達とは極く近しい親戚関係にあります。
マスターが音楽好きなのは、
案外その辺にルーツがありそうです
(実力は全然敵いませんが^^;)。

さて、今週末土曜日(7/20)の歌夜会は、
かねてよりお知らせしておりました。

『夏を盛り上げる島唄LIVE!』

です。

メインゲストに、鳩間島の唄者、
大城孝夫ニィニィをお呼びしております。
タカニィは、生まれも育ちも鳩間島。
生粋の島人(シマンチュ)です。
そして、マスターの親戚でもあります。
琉球村と言われる、
大正区の県人会等にも深く関わりながら、
八重山の文化芸能を広めるべく
活躍しておられます。
もちろん、夏川りみや加奈子の応援団長としても
深く関わってきました(りみの初代ファンクラブ代表)。

そんなタカニィの島唄三線LIVEです。
八重山のソウルミュージックに触れてみませんか?

あと勿論、マスターも歌いますよ(ギター弾き語り)!
そして、ラブメッセンジャーyassan(ヒップホップ系)も参戦!

7/20(土)19:00開場
ワンドリンク付き、お一人様1500円。
残席あとわずかです。
ご予約下さいませ。

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しばらく切らせておりました。
お待たせしました!
八重山産パインアップルの入荷です。

今回は、西表島から
マスターの親戚のニィニィが作っている
(川満パイン農園)パインが、
台風の中を掻い潜り
ようやく大阪まで届きました。

思い起こせば
今を遡ること約30年、
大学一年生の夏休み、
若きマスターは
こちらのパイン農家に
ステイさせてもらい、
丸々一ヶ月間、
農作業をお手伝いさせてもらった
思い出があります。
親戚とは言え、
「あんたは、まだまだ」と
若輩のマスターを
厳しく叱責してくれたオジィ。
あの時のオジィはもう居ないけど、
オバァはいまだに現役で
畑仕事に勤しんでいます。

休憩時間に畑で食べた
もぎたてのパインの瑞々しかったこと。
眼前には、鳩間島を覆う
白波の立つ環礁。
グラデーション豊かな碧の海。

自然と、歌が舞い降りてくる景色。

我が故郷、八重山。
嗚呼、帰りたいなぁー。

郷愁の夏実パインです…
(しばし陶然)

あっ、パインジュースあります!

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笑間のお米は、生産者指定米です。
福井県の若狭町で
真面目にお米作りに取り組んでいらっしゃる
若き生産者、Chris Farmの杉田さんの手による
低農薬栽培の愛情コシヒカリです。
先ずなによりも、
この地域は水が良いことで有名です(北川水系)。
中でも、鳥羽川は一級河川としては、
全国でも三本の指に入る程、
水質が清浄な川なのです。
その清水で生育したお米であること、
そしてそこに生産者である杉田さんの
真摯な心遣いが投入されていることを思えば、
このお米は間違いのない一級品のお米です。

で、その愛情米が届きました!

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杉田さんのお米は、
惚れ惚れする位、抱きしめたくなるような
ツヤツヤの綺麗な面構えです。
いつも玄米の状態で30キロ、送ってもらいます。
で、約10キロずつ、その都度精米して使います。
で、今日は早朝より、自転車コキコキ、いそいそと
コイン精米機のある川向こう(摂津)まで。

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マスターは、結構この作業が好きですねぇ。
100円入れて、玄米を放り込んで、
そして、8ぶづきに設定。
マスター的には、5ぶづきを推奨したいところなのですが、
お人によっては、食べづらい方もおられるようなので、
8ぶに妥協しています^^;

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待つこと約8分。
きれいにお米が仕上がりました。

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朝の清しい空気を胸いっぱい吸いながら、
鼻歌交じりに笑間に帰ります。

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今日も好い事絶対ある!
根拠はないけど、そんな気分にさせてもらえる
杉田さんの愛情米に、感謝!

あっ、そうそう。
笑間では、このお米をいつも土鍋で焚きます。
そのことをまた今度、記事にしますね!